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03.09.4th week

師匠の小池一夫原作作品を含め、他作家の作品、オリジナル脚本企画等、いくつか新しい映画の企画を進めているのだが、適任のプロデューサー探しに奔走する日々。
よく言われることだが、日本には、ビジネスセンスもあり、クリエイティブパワーもある、商芸双方のバランスの取れた、本当の意味での映画プロデューサーがあまりに育っていない。
ローレンス・ベンダー(「パルプフィクション」「キル・ビル」)、ジョエル・シルバー(「マトリックス」「リーサルウェポン」)、ジェリー・ブラッカイマー(「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」)クラスのプロデューサーが日本に出現するのはいつの日か。
というわけで、常時、映画プロデューサーは募集中である。

現在オンエア中の、テレビの「子連れ狼」第2シーズンに、「Aka−Tuki」で主演してくれた松田悟志君にゲスト出演してもらうことが決まる。


近々、主演映画も公開されるそうだし、嬉しい限り。
カジケンの大事な弟分である涼平君にもゲスト出演してもらうことになっていたのだが、どうしてもスケジュール等が合わず、残念ながら次の機会に。
残念!
でも、初主演映画「Bird's Eye」の公開もすぐだし、いろいろ新しい仕事も決まっているみたいだし、これまた嬉しい限り。

地方で原稿書きの合間に、ひたすら散歩と、ひたすら階段の昇り降り。
運動と同時に、頭の中で"書く"作業には、まさに最適。
気候が、いきなり秋になって、山でも、海でも、野原でも、過ごしやすいのがいい。
途中で、フラリと食べ物屋に寄り、メモを取り、読書する。
しかし…。
なぜ日本では、病気の話ばかりしている大人が多いのだろう。
もっと楽しい話とか建設的な話もあるはずなのだが。
なるべく客を詰め込むためにか、席と席の間隔を、適度に空けていない店も多い。
まあ、ネタを仕入れるためには、盗み聞きしやすくていいのだが。

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03.09.3rd week

再開した萬画の原作の原稿を書く。
しばらく開店休業状態だったのだが、その間にインプットできたことが数多くあるので、幸運にも企画にもネタにも困らない。
コンビを組ませていただく萬画家さん達も、これまた幸運にも、こちらが望んだ方々と偶然にも邂逅でき、待った甲斐があったというもの。
原稿は、週後半から翌週の前半にかけて、地方で集中して書く。
逆に、東京にいる間はずっと打ち合わせの連続。
これもインプットの時期に考えていた、最も効率的なやり方の実践である。
その間は、雨が降ろうが槍が降ろうが、人には会わない。
また、会いたくても会えない場所にいるのだから、会いようもない。

コミックスを含め、同じ本を読み返すことは基本的にない。
ごくごく一部の例外を除いては。
(なのに、なかなか本を処分できないのは業だな〜)
そんな例外の一つが、はた万次郎氏の著作。
「ウッシーとの日々」「北海道青空日記」などなど。


読み返す都度、なんともよい気持ちに。
そういえば、ふと思い出すのが、ニュースコメンテーター(?)の木村太郎氏が、はた氏のことを特集した番組の中で、「やっぱりマンガを描いている人はどこかおかしい」という発言をしていたこと。
木村氏は、マンガやホラーといったサブカル系の文化に対して、異常に見下した、差別的かつ侮蔑的な発言が数多い。
そういうわけで、木村氏が出ている番組はいっさい見ない。

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03.09.2nd week

何人もの編集者の方々に会って、再開した萬画原作の仕事の打ち合わせ。
新しい編集者との出会いは、いつも心ときめくものがある。
編集者によって、その作家とその作品の運命が決まると言っても、過言ではない。
そういう意味では、編集者とは、実はものすごく大変で、責任の重い、"才覚"の要る仕事である。
その"才覚"とは何か?
言うまでもなく、才能ある作家を発掘し、育て、世の中に送り出すことである。
真実の才能を見抜けない編集者は、"無能"の烙印を押されても仕方がないだろう。

師匠である小池一夫先生が、大阪芸術大学で教授を務められている関係で、"小池ゼミ"の合宿に、岡崎武士さんと一緒に招かれることになり、菅平へ。

この合宿に顔を出させていただくのは二回目だが、あまりに"粒揃い"で驚かされる。
即プロとして通用する人材が何人もいるし、少し鍛えれば、これまたすぐにデビュー可能な子達が、さらに多人数いる。
小池師匠、岡崎さんと共に嬉しい悲鳴。
ゼミ生達を見送った後、菅平から、今度は東京の"小池一夫塾"へ直行。
こちらはこちらで、社会人のプロ志望者がほとんどで、気迫は凄い。
それだけに、学生達以上に実戦的に鍛えに鍛えて、卒塾生の多くに萬画の最前線で活躍してもらわなければならない。

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03.09.1st week

ここのところ、ずっと"仕込み"をやっていた萬画原作の仕事の再開に向けて、少しずつ準備。
「週刊漫画ゴラク」で不定期連載になる『マギー's犬Jr.』(原案・小池一夫、作画・叶精作)は、以前より構想していた企画の一つ。
すぐれたポテンシャルを持つ作品は、アメリカ映画が行っているように、常にリメイクされるべきものだと思う。

「スーパージャンプ」で続けてきた『R2』の打ち上げ。
前作『交通事故鑑定人・環倫一郎』から入れると、足かけ約8年にも渡る作品に結実できた。

日本における交通事故鑑定のパイオニア、故・江守一郎先生の姿をテレビのドキュメンタリーで拝見し、その著作に出会い、それをベースに萬画化を閃いて、実現に至るまでには、つごう3年ほどを要している。
自分の拙い原作を、原作よりはるかに素晴らしい萬画に結晶化してくださった樹崎聖先生に、心から感謝している。
そして、担当編集者のKさんをはじめ、陰ながら作品を支えてくださった何人もの方々に、何よりも読者の方々に。

萬画原作の仕事と並行して、映画の"仕込み"のほうも、すでに複数行っているが、すでに完成し、公開の決まった作品は、JamFilms2『FoopsMenSoul』(須賀貴匡、すほうれいこ主演)、『Bird's Eye』(涼平、RIKIYA主演)、『渋谷怪談1&2』(掘北真希、水川あさみ、柏原収史主演)。
"仕込み"のため、複数の関係者と連続して打ち合わせ。

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