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04.01.3rd week


スーパーチャンネルのセレブリティファイル。
ブルース・リーの特集を見る。
我々の世代で彼の影響を受けていない男児は一人としていないだろう。
彼がいなければ、今のジャッキー・チェン、ジェット・リー、そしてチョウ・ユンファやミシェール・ヨー、ジョン・ウーのハリウッドでの活躍もなかったはずだ。
また、今をときめく総合格闘技の普及すらも。
それだけ偉大な先人であり、開拓者だった。
何より惜しいのは、彼の息子、ブランドン・リーのあまりにも若い急逝だ。
昔。
香港のゴールデンハーベスト社から、自分が原作の漫画を映画化したいという打診があった。
その時、先方が挙げてきた主役候補リストの中に、『ラピッド・ファイアー』を撮ったばかりのブランドン・リーの名があった。
一も二もなく、彼を押した。
しかし…。
だが、リー父子の魂は、ハリウッドで活躍する中国人達にしっかりと受け継がれている。そして、間違いなく永遠に。
S社の担当編集者のKさんに原稿を送る。
去年から延々あたためてきた映像と連動した漫画の企画。
これで数回目の直しになる。
しかし、Kさんもこの企画をとても大切にしてくださっているので、かけらの苦もない。
LA行きが迫っているので、原稿を書き溜めなければならない。
すぐに次のものにとりかかる。

原稿を書いていて、あまり外に出られないので、チラチラとテレビを見る。
「エースをねらえ!」って…これは、コメディなのか。
あと、藤井隆の明智小五郎はねえだろう、いくらなんでも。
いったい何を考えてるんだか(苦笑)
これだから日本のテレビドラマは。
結果的にだけ言えば、こりゃ、フジの月9の一人勝ちなんじゃねーの…とか思う。

おお!
やはり、金原ひとみさんが芥川賞!
『蛇にピアス』を読んで、久々にそのエキセントリックだが、えらくピュアな才能のきらめきに注目していたのだ。
我々の世代でいうと、村上龍さんが出現した時と、ちょっと似たような雰囲気を感じていたのだが、その龍さんが彼女を強くプッシュしたというのも頷ける。
純文学度という点では、いろいろな意味で綿矢さんより、金原さんのほうがポテンシャルが高いと思う。

もう一つ、某誌の連載が決まる。
これまた、どうしても組みたかった漫画家さんとやれることになったので、なんとも嬉しい。
しかし、果たして画に負けない原作を書くことができるか。
まさに勝負である。

大阪からインディーズムービーの雄、川上豊城君が上京。
もろもろの新企画の打ち合わせ。
わずか3時間の撮影のために、頭がまた金髪になっていたのには、いつもながら驚き。

電車の中でバカオヤジ(推定年齢50歳前半)とモメる。
そいつは、満席にもかかわらず、一人で4人分の席を占領し、なおかつ二人分のシートを後ろに倒し、缶ビールをかっくらって恥じるところがない。
「混んできましたから、席を空けて他の人達も座らせてあげて下さい」
と、俺が言うと、バカオヤジはこちらをギロリと睨みつけ、
「おまえ、俺の上司か、この野郎」
これを聞いて、キレかけた。
「何言ってるんですか。席を空けて下さいよ」
「俺を誰だと思ってるんだ。部下がいっぱいいるんだぞ。俺に指図するな、バカ野郎」
酔っているのかなんだか知らないが、さすがにキレた。
「そのいっぱいおるとかいう部下か手下とかに、われの恥知らずなカッコを送ったるわ。どこの会社や? それかどっかの組か? 教えろや、オッサン」
携帯のカメラを開きながら告げた。
「なんだ、その口の利き方は」
「われの真似してるだけや」
「俺の会社なら、クビだ、クビ」とか言いながら、ようやく席を空けた。
「われの会社に興味湧いたから、名刺くれや。会社名教えてくれるだけでもええで。こっちゃで調べて電話するわ」
言いかぶせてやると、バカオヤジはまたギロリ。
なんだ、この日本のオヤジのレベルの低さは。
脱力。

初雪の中、小池塾。
余すところ、あと2回。
早いものである。
現時点で、デビューできる人とできない人との差が、はっきりと出ている。
簡単なことで、たとえ課題であろうとなんであろうと、商業誌の水準に達する作品を作り得た者だけが生き残る。
終わってから、今度新しく組む漫画家のNさんと打ち合わせ。
以前から、その凄い才能に注目していたので、原作を担当するこちらにも快いプレッシャーがある。
彼とは、今後、雑誌を変えて、何本か同時並行でやることになっているのだが、
それを平然とこなせる力量にも脱帽する。

時間がなく、漫画家のTさんと、メールを使って打ち合わせ。
Tさんとも、同時に並行で2本の連載が決まっている。
ううむ、このままだと、十年前の、一日一本の締め切りの日々が近い。
もちろん、仕事再開なので、わかってやっておるのだが。

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