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04.10.5th week

早朝、渋谷駅へ。
プロデューサーのOさんと待ち合わせ、成田エクスプレスにて、成田空港へ向かう。
車中、精神を失調した若い女性が乗っており、大声で男への怨みを叫ぶ。
こういう女性の姿は、以前にもカフェなどでも見かけたことがあるが、本当に気の毒だと思うものの…。
香港へ。
実に数年振りか。
当然、機内では、Oさんと共に爆睡状態。
空港まで、某企業のドライバーが迎えに来てくれていたのだが、ちょっとした行き違いから、なかなか巡り会うことができず、いきなりいつもの俺の旅と同じく、やはり珍道中と化す。
なんとか邂逅できて、車でワンチャイにあるホテルまで。
しかし、こちらは日本に比べて、まだまだ暑い。
が、あまり湿気を含んでいなくて、ちょうどいいくらい。
ちょっと通りを歩くと、ううむ、ヤバイ、例によって、異様にピッタリくるこの感覚。
香港とNYが、どういうわけか、東京よりも俺っちの膚に合っておるのだよ。
旧知の香港人の親友のTさんと待ち合わせ、先日彼女が開いたばかりの日本語学校へ。
すでに会社化もしていて、やっぱり、先日のパティシエ修行の友人といい、女性のほうがしっかりしておるのは、どこの国も同じか。
タクシーに乗って、セントラルにある香港に三軒しかないという、オープンしたばかりのロシアンレストランへ。
(なんと、下の階はまだ工事中! こういうラフさが香港らしい)
まるまる完全貸切にしていてくれて、驚く。
ここのオーナーが、やはり俺の香港人の"酒マスター"であるSさんの友達なのだ。
そのSさん、同じく香港人の俺の親友のIさん、そして、今回何よりも会いたかった撮影監督のアーサー・ウォンさんと奥様のアイビーさん、香港だけでなく、今世界的トップモデルのヴァネッサさん、香港のTVシリーズで活躍中の若手男優のラムさん、Sさんの会社のシンガポールの総責任者Kさんと、一瞬にして、大飲み会へと突入!
またもや、飲めない人は友達じゃないとばかりに、イッキイッキイッキ! の大嵐!
気がついたら、フェイ・ウォンの専属スタイリストだの、香港でも有数の大企業の幹部だの、なんだか凄い人達が次々と乱入!

そんな中、超大先輩のアーサー・ウォンさんと意気投合できたのは、なんとも夢のよう。
彼が撮影監督を務めた何本もの映画のうち、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ〜天地大乱』『ドラゴン・イン』『宋家の三姉妹』は、俺の中でもかなり特別な作品である。
今彼は、ハリウッドに呼ばれて、ミラ・ジョゴビッチ主演の最新作を撮り終えたばかりだという。

そこから先は、彼の大好物の葉巻をもらいつつ(ああ、十数年振りに禁煙の誓いを破ってもうたよ!)さっそく秘密の企画会議。
ハッと気がつくと、すでにプロデューサーのOさんは轟沈して、また日本人は俺一人で、全員へべれけ。
俺も足下がヤバかったが(こんなことは、親友の永澤俊矢さんの結婚報告会食以来だよ)、なんとかかんとかホテルまで帰りつく。
この明るさ、アグレッシブさ、ムチャクチャさは、日本人の業界にはないもので、俺ァやっぱりこういうののほうがいいなあ!

爆睡の後、早朝に起きる。
復活したOさんと、近くのカフェで朝食。
Oさんも、かなりの仕事を抱かえており、日本とのやりとりで忙しい。
その後、フェリーに乗って、チムサァチョイに移動。
いつも香港に来ると立ち寄る飲茶屋で昼食を摂りつつ、Iさんと待ち合わせ。
Iさんの案内で、モンコク近辺で、いろいろと買い物。
それでまた夜は、Sさんのコネクションで、会員制の上海料理店とカラオケクラブをハシゴと相成る。
アーサー・ウォンさんと奥様のアイビーさん、Sさんの義理のお兄さん、某映画会社の副社長のDさん、監督のAさん、さらに後から、Sさんの友達のモデルだの、Aさんのガールフレンドの女優だの、次々と押し寄せる。
そしてまたまた、今日もアーサー・ウォンさんといろいろ話しているうちに、周りは前後不覚の人だらけに(笑)
今日はOさんも轟沈しなかったものの、かなりへべれけで、振り出した雨の中を、二人してフラフラとホテルへ帰投。
あ、そーいや、香港でこれだけの雨に降られたのは初めてのことかも。

朝、Oさんとカフェで打ち合わせ。
お互いに仕事を抱かえていたので、空港で落ち合うことにして、別行動に。
ホテルをチェックアウトし、タクシーでセントラルへ。
このタクシーの運転手のオッサンの英語が、俺の英語よりもさらにひどく、もうメチャクチャ。
それでも、なんとかTさん、Iさんと合流して飲茶、今日はいろいろと仕事の企画の話。
Tさんは仕事に戻り、Iさんと一緒に仕事の話をしつつ、エアポートエクスプレスで空港まで。
空港で無事にOさんと合流し、一路日本へ帰国。
着くやいなや、俺もOさんも、その足で仕事先へ。
飛行機で少し寝た分、朝まで溜まりに溜まっていた仕事の処理に費やす。
そこへ、フランスに留学中のパティシエの友人よりメール。
早くも逞しくやっているらしい。

さすがに、いつもより少し多めに寝る。
が、9時には起き出して、仕事。
午後、渋谷にある制作会社のS社に行って、プロデューサーのIさん、ラインプロデューサーのYさん、撮影チームのKさんとMさん、キャスティングディレクターのTさんと打ち合わせ。
終えて、即攻で事務所へ。
原稿、ひたすら原稿。
香港で大暴れした分のツケが。

朝、山のような書類仕事に追われる。
午後、赤坂の某レストランにて、H社のプロデューサー、Hさん、Yさんと定期打ち合わせのランチミーティング。
終えて、一旦事務所に戻り、書類仕事の続きで、メールのチェックと返信、契約書類の確認、電話とFAXへの返信、もろもろ。
が、終わらずで、タイムリミット。
美人マネージャーのNさんから急遽御招待いただいていたので、慌しく飛び出し、渋谷のパルコ劇場へ。
弟分の涼平君が出演している舞台『夜叉が池』を観劇。
おお! 涼平君、二役なわけだが、双方共にハマり役で、成長著しい。
が、後ほど彼とも話したのだが、ナマの丹波哲郎先生の舞台姿を観れたことが、これは一番の収穫である。
ハネてから、代官山の某店で涼平君と合流し、久々にややゆっくりと話す。
彼とは、映画『Bird,s Eye』以来組んでいないので、またぜひ一緒にやらねば!
しかし、テレビのレギュラーも抱かえているし、お互いのスケジュールを合わせるのがひと苦労だな、こりゃ。

午前中から、表参道にて、アメリカから来日中のハリウッドのプロデューサー、TさんとPさん、Oさんと映画『LoneWolf & Cub』の打ち合わせ。
今週は東京国際映画祭、来週からLAでのAFMと、映画関係者は大忙しである。
終えた足で、渋谷のS社に向かい、プロデューサーのIさんとYさん、助監督のMさんと、スタッフミーティング。
またまた終えた足で、小池塾の講義へ。
今日は、第一期でもやった"抜き打ちキャラ起て原稿書き"。
う〜む、とどこおりなく全員が書けているところは、なんとも優秀。
合間に、第一期OBのMさんと、仕事関係の打ち合わせ。
実は、漫画の原作の作業に関して、以前よりずっと考えていたプランを実行に移そうと思っているのだ。
またまたまた終えた足で、表参道に戻り、プロデューサーのOさんと打ち合わせ。
Oさんが来週からLAなので、託すことがいろいろとあるのだ。
本当は俺も行きたいのだが、行っている場合じゃないわけで(泣)
雨足がひどくなる。
さらに、またまたまたまた、今度はA社の社長のKさんと、神谷町にあるロイヤルホストで打ち合わせ。
初めて入るファミレスだが、お! 表参道の同店と比べると、店の作りも悪くないし、ウェイターの態度も少しレベルが上。
(表参道の同店は、オーダー取りを忘れることがしょっちゅう、さらにひたすらマニュアル通りにしか話せないウェイトレスが多い)
終了午前4時。
さすがに心身共にクッタクタで、そのままダウン。

朝から、例によって、日課の書類仕事。
メール、契約書、支払い関係……ああ、ああ、ああ、もう!
六本木に向かい、バッグのデザイン展に顔を出す。
過日、香港の親友TとIさんから紹介されたバッグデザイナー、米澤里絵さんの作品を観る。
そのまま、近くのカフェで、脚本家の林壮太郎さんと打ち合わせ。
慌しく私用と雑用を済ませ、トンボ帰りで事務所へ。
ああ、ああ、ああ!!
そーいや、今日はハロウィンだったのか。
やたらといろいろな場所で、扮装した親子の姿を見かける。
しかし、ハロウィンって、日本は関係あんだっけ?
ハロウィンっていやァ、ジョン・カーペンターの映画しかない俺だが。
とかなんとかいいながら、合間に、本を読み、DVDを観ている俺。
しかし、本当に面白い小説にはめっきり出会うことがなくなり、買ってはみるものの、話題作もベストセラーも、ほとんど途中でつまらなくなり、ブックオフへ直行! 
結局、ハメットとかヘミングウェイとか丸山健二とか村上龍とかを読み返し、新しいものはすべてノンフィクション一辺倒に。
(あ、友人の中島たい子さんの、すばる文学賞受賞作『漢方小説』は、お世辞抜き、最近唯一面白かった小説だ! あと、島田荘司先生の新作とか)

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04.10.4th week

眼科。
なんとか大事に至らずに済みそうである。
ホッ。
が、板垣恵介先生主催の合コンには行けなくなる(泣!)

プロデューサーのIさん、撮影監督のKさんと打ち合わせ。
一旦解散して、夜中に、今回のネットシネマの制作会社である青山のI社へ。
Iさんと共にディレクターのKさん、Hさんと打ち合わせ。
いろいろと音楽周りの戦略を練る。
終えて、事務所に戻り、延々と原稿。
朝まで。

午後、「週刊漫画ゴラク」の担当編集者であるRさんと打ち合わせ。
次いで、某映画会社のプロデューサーKさん、協力プロデューサーのIさんと打ち合わせ。
終えるやいなや、飛び出すように自宅に戻る。
とにかく、またまた台風が来るまでに。
トンボ帰りして、夜、再びプロデューサーのIさん、キャスティングディレクターのTさん、Yさんと打ち合わせ。
終えて、事務所に戻り、延々と原稿。
朝まで。

雨の中、外へ。
小池一夫事務所の統括ディレクターであるIさんと待ち合わせ、某社へ出向いて、重要な契約関連の打ち合わせ。
終えるやいなや、台風直撃で、いよいよ雨足が強くなる中を神保町へ。
某社へ行き、担当編集者のNさん&Nさん、某事務所の社長のこれまたNさんと、俺がプロデュース&ライターを担当する企画の打ち合わせ。
これは、かなり面白いというか、実験的な試みになるはず。
凄まじい豪雨の中、なんとかタクシーを拾って、表参道へ。
プロデューサーのOさんと打ち合わせ。
アメリカ在住が長いOさんとは、いくつか海外での映画の企画を進行させている。
で、来週は、共に香港である。

午前中、ひたすら契約関係の作業。
午後から、六本木のA社に行き、編集作業。
あっという間にタイムリミットとなり、グランドハイアットへ。
プロデューサーのOさんも合流して、秘密の打ち合わせ。
終えてから事務所に飛んで帰り、原稿。

今日も、午前中、ひたすら契約関係の仕事。
その足で、プロデューサーのIさん、撮影監督のKさん、ラインプロデューサーのYさんとの打ち合わせへ。
終えて、六本木のA社へ行き、編集作業の続き。
またまたすぐにタイムリミットとなり、タクシーを飛ばして代官山へ。
代官山アドレスにあるトスカーナにて、某社の編集局長のSさんと会食。
仕事とパーティと合コンの打ち合わせ(笑)
実は、代官山アドレスは以前住んでいたマンションなのだが、周辺に、よりレストラン関係が充実してきている感じで悪くない。
が、いろいろと不便なことがあって、もう高層マンションに住む気はない。
終えて飛んで帰り、原稿。
朝まで。

原稿の合間に、香港行きの準備。
やることが多すぎて、猫の手もなんとやらである。
午後、渋谷のセルリアンタワーへ。
友人の女優のGさんと待ち合わせ、都内某所で開かれるCLAMPさんのパーティへ。
例によって、すべてが凄いなあ! さすがCLAMP! と感動と感心と感激の嵐!
岡崎"精霊使い"武士先生や、映画監督の佐藤"エコエコアザラク"嗣麻子さん、山崎"リターナー"貴さん、あと知った顔ばかりの編集者の方々にお会いして、ちょっとした同窓会状態。
途中、何度か大きな地震。
(あとでタクシーの運転手さんから、これが新潟の大地震だと知らされる)
ガーデンパーティだったので、寒くなってきたところで、一同室内へ。
それを機に切り上げて("参加賞"のオリジナルライターがキュートや!!!)
Gさんとオタク話に講じつつ、渋谷まで送ってから、歩いて事務所へ。
と、思ったら、またまた悪いクセでタワレコへ寄ってしまい、DVDを大量に買ってしまう…鳴呼!
新潟地震のニュースを見ながら、朝まで原稿。

ずっと原稿をやり、その足で、自宅へ。
今日は、新理事会のメンバーで、マンション周辺のチェック。
自宅にしていながら、何も知らなかったんだなあ…と改めての感慨と反省。
が、終えるやいなや、例によって飛んで仕事先へ戻る。
打ち合わせ、原稿書き、メールの返事、契約関係の書類のチェック…って、終わらへんやんけ!
結局、徹夜で慌しく香港行きの準備。
だが、しかし、空港の待合室や飛行機の中、現地のホテルでも原稿を描き続けたという手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生の逸話を思えば、まだまだ甘いよなあ。

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04.10.3rd week

私用で潰れる。
ううむ。

新橋のヤクルトホールへ。
水木一郎さんの美人マネージャーのKさんの御厚意に甘えて、「水木一郎・堀江美都子〜ふたりのアニソン#2」ライブ。
水木さんと堀江さんという、日本でも、いや世界でも屈指のアニソンシンガーは、今以上にもっと評価されて然るべきなのだ。
お二人とも、とにかく若くてパワフル!
堪能して、いい気分で帰り、また仕事。

あ!
なんということだ!
数日前から片眼の調子が悪かったのだが、さらに悪くなり、こりゃさすがにいかんわいと眼科に行く。
検査してもらうと、なんと! 網膜剥離寸前という診断!
何もしなくても、近視の人はそういう症状になる確率が高いとのこと。
即攻で治療してもらう。

アメリカから来日中のウォシャウスキー"マトリックス"ブラザーズのマネージャーであるR氏とG氏、プロデューサーのO氏と、赤坂のホテルのレストランにてランチミーティング。
彼らには、今、俺のある作品をアメリカでTVシリーズ化するプロジェクトを進めてもらっているわけだが、それ以外の秘密の企画の打ち合わせ。
しかし、彼らと話していて思うことだが、日本という国は、本当に自国の文化を大事にしない。
かくして才能あるクリエイター達はみんな嫌気がさし、海外へと作品ごと流出していき、ますます日本は文化ボンビーになるという図式である。
終えて、事務所に戻り、ひたすら原稿。

ただ、ただ、原稿を書き続ける。
いつの間にか夕方になり、慌てて打ち合わせ先である赤坂のホテルへ。
某誌の副編集長のNさん、某女優さんの事務所の社長のNさんと。
ちょっと面白い企画を試みることになり、おこがましくも俺がプロデュース&ライターを担当させていただくということで、もろもろ話し合い。
終わってから、六本木のA社へ行き、先日追撮したデジタルシネマの編集チェック。
CM界の巨匠であるAさんに編集監修をしてもらっており、そのAさんにベースの編集を敷いていただいたわけだが、さすがの出来。
こういう感覚は旧来の映画界の人達にはなかったものである。
社長のKさんとの打ち合わせを終え、六本木ヒルズの行きつけのTUTAYAを覗く。
途中、次のデジタルシネマの主役の女優のOさんから連絡。
やっと仕事が終わって(午前2時すぎ)、今から脚本の第1稿をチェックしてくれるとのこと。
う〜む、ハードワーカーだ。

午前中、たまりにたまった雑用をかたづける。
終わらない。
約束の時間になり、赤坂にある某隠れ家店へ。
昔から憧れの大女優Kさん、事務所の社長のKさんと会食。
企画の打ち合わせを行いつつ、かつてKさんが主演された大量の映画のエピソードなどを聞かせていただく。
これは、まあ、夢みたいなもんだ、俺にとっては。
終えてからタクシーをぶっ飛ばして、小池一夫事務所へ。
プロデューサーのO氏と合流し、ハリウッド映画の契約の仕事。
で、今朝、珍しい時間に板垣"グラップラー刃牙"恵介さんから電話があり、「会おーぜ!」という話をしていたのだが、いきなり小池一夫事務所まで来てくれると再電話あり。
板垣さんと合流し、神楽坂の某店へ。
事務所から引き続いてだが、延々と裏話の数々。
ちょうど神楽坂で祭をやっていて、それを観賞しつつ、会食と痛飲。
とかやっていたら、某誌の板垣さんの担当編集者かつ、先日俺とも飲み会をやったUさんが、あまりにも偶然のタイミングで通りかかる。
そのまま板垣さんと朝まで突入したかったところだが、香港から友人達が来日中だったので、次回にということにして、新宿のパークハイアットへ。
香港人の親友であるTさん、Sさんと、またまた痛飲。
しかし、飲みまくりながら、きちんとビジネスの話をするというのが、いつもの彼らのパターンで、これはこれでいいものなのだよ。
いくつか企画の話が出るが、Tさん、Sさんとは、ビジネス抜きでもOKのアジアンブラザーズなので、お互いにすべて無条件でOKの世界。
解散してから、同行してくれたプロデューサーのOさんと、近くのファミレスに移動し、ヘロヘロながら、締めの打ち合わせ。
帰って、さすがにダウン。

朝から原稿書き。
ギリギリまでやって、赤坂のホテルへ行き、T社のプロデューサーHさんと待ち合わせ、定期ランチミーティング。
すばる文学賞受賞作家である中島たい子さんが書き下ろしてくださったオリジナル脚本の検討を頼む。
終えてから、歩いて外苑前まで。
今日は秋晴れで気持ちがいい。
ファーストフード店で、11月に監督するデジタルシネマのプロデューサーIさんと、もろもろの打ち合わせ。
またまたなかなかヘビィな現場になりそうである。
が、そういうのが決して嫌いではない。
事務所に戻って、原稿の続きをやっていたら、突如すさまじい睡魔に襲われ、しばしダウン。
ハッと意識が戻り、即攻で原稿を仕上げ、約束の時間が近づいていたので、慌てて外へ飛び出す。
来週からフランスに留学するパティシエの友人、Yさんとかるく飲みつつ、話す。
俺がこの前フランスに行ったのは、今から約6年前のドゥービルアメリカ映画祭で、今思い出しても楽しい旅だった…とかいう昔話などをしてしまい。
Yさんとフランスで再会することを約し、事務所に帰って、ひたすら仕事。
原稿1本、企画書2本、ブレーンの力も借りつつ、なんとか締め切りに間に合わせる。
が、まだ終わったわけではなく(泣!)、脚本のチェックを始める。
そういえば、映画祭も始まっていたりするのだが、週末にまたアメリカからプロデューサーチームが来日するし、脚本の打ち合わせもあるし、とても行っている時間がない。
東京ファンタの600秒デジタルショートアワードに、約5年前に撮った幻の"監督"デビュー作が出品されていて、奇跡的に最終選考まで残っているとの御連絡をいただき、会場参加もリクエストされるが、その余裕がまったくない。
泣く泣くプロデューサー氏に代理出席をお願いする。

午前中、秘密の仕事。
午後から、脚本家の新田隆男さんの御宅におうかがいし、主演女優のOさん、マネージャーのKさんと共に、脚本会議。
食事を挟んで、延々6時間あまり。
新田家の"長女"である犬のマルちゃん、同じく脚本家の伊川みほこさんのところのサクちゃんと双璧の可愛さ。
合間に、プロデューサーのIさんから、明日の東京ファンタ、なんとか来てほしいと懸命の御連絡。
あまりに御迷惑をかけるのも悪いと思い、とにもかくにも、関係各方面の調整に走りまくる。
途中、女優の森崎めぐみさんからも、明日行きますか? と打診があり、ますます行かねばならん状況に。

そんなわけで、朝から新宿のミラノ座前。
プロデューサーのIさん、今回いつの間にか(苦笑)作品を出品していた仕掛人のKさん達、そして森崎めぐみさんと合流。
600秒デジタルショートアワード、以前より話は聞いていたが、まさかこんな形で自分が参加するはめになるとはなあ……。
他のノミネート監督達は全員とても若くて、こりゃ、俺はバックアップする側じゃん、と思う。
さらに、他のノミネート作を観ると、ううむ、5年の歳月はここまでデジタルテクニックを進歩させたんだよなあと、むしろ当然の事実に感慨深い。
俺が今回の作品を撮った当時、同じことをやろうとしたら(ソフトすら開発されていなくて、いずれにせよ、できなかったわけだが)何十倍も資金がかかったことだろう。
そういう意味では、今後の若手の映像作家達は、本当に恵まれている。
が、逆に言うと、デジタルなテクニックよりも、別の部分での勝負が求められるということだ。
が、なんだか若い監督達が、妙に優等生っぽい発言ばかりだったので、ついつい悪いクセで、「自分は今後もエロスとバイオレンスを追及します!」と発言してしまい、スポンサーサイドをドン引きに(自嘲)。
で、いわゆる"にぎやかし"の役目を果たして、司会のいとうせいこうさん、塩田時敏さんに御挨拶してから、IさんやKさん達、森崎めぐみさんと昼食会。
いきおいプロデューサーの観点から、今回のノミネート作品の監督達の話題になるが、この内容についてはここでは書けない。
さらに、場所を移して、Iさん、森崎さんと、秘密の企画の打ち合わせ。
終えてから、即攻で帰る。
来日中のハリウッドチームから嵐のような連絡あり。
さあ、エロスとバイオレンスのクリエイターとして、また仕事だあ!

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04.10.2nd week

私用で潰れる。
この年齢になれば、いろいろあるさ。

女優のTさんに誘っていただき、下北沢のザ・スズナリにて、"猫のホテル"の「しぶき」を観劇。
これが、かなりの拾い物というか、正直、ムチャクチャ面白かったあ!
キャラクターの濃い役者陣ばかりだが、皆、とにかく上手で達者。
そこが安心して観られて、安心して笑える。
その後、タクシーを飛ばして、六本木のA社へ。
社長のKさんと、もろもろの打ち合わせ。
夜中、事務所へ戻り、原稿。

原稿を書き続ける。
ハッと気がつくと、いつの間にか午後!
慌てて飛び出し、赤坂までタクシーを飛ばす。
ファミレスにて、某誌の副編集長のKさんと会う。
ず〜っと自分の担当を受け持ってもらった人で、出版社や雑誌ではなく、編集者のキャラクターで仕事を選ぶ自分としては、切っても切れない編集者の一人。
というわけで、新しい企画の打ち合わせ。
続いて、「週刊漫画ゴラク」の新担当者のRさんと会う。
新担当といっても、これまた周知の仲。
月2回連載中の『死星マリア』の打ち合わせ。
終えて、渋谷へ向かう。
アクション監督の谷垣健治さん、某局のプロデューサーのSさん、某大手芸能事務所のFさん、Tさんと会食。
谷垣さんと、もろもろ情報交換。
しかし、日本で映画を作るということは、ホンマに大変だ、特にアクション映画は、と谷垣さんと話していて実感。
そういう環境の中で常に戦い続けている谷垣さんは、だから、心強い"同志"の一人なのだ。
解散後、事務所へとって返し、ひたすら原稿の続き。
合間に、次に撮る映画の仕込みで、DVDを何枚もワープ観賞。
さらに、その間に、資料本を読む。

午前中、私用で潰れる。
午後から、"小池書院"へ。
過去、劇画村塾時代から通い続けた場所だけに、反射的にノスタルジックになってしまう建物の一つ。
来年から設立される大阪芸大キャラクター造形学科関係の打ち合わせ。
学科長の小池一夫先生をはじめ、錚々たる面子が結集されていて、俺なんかが客員教授として末席を汚していいのだろーか、と自問しきり。
終えて、タクシーに飛び乗り、渋谷へ。
某ホテルのレストランにて、ずっと会っていなかった役者のS君に会う。
彼が舞台経験が豊富なので、舞台のことをいろいろと教えてもらう。
すぐにはできないだろうが、真剣に舞台をやることを考えておるのである。
が、まったく経験がないので、とにかく勉強するしかないのだよ。
S君と別れてから、赤坂へ。
某店にて、T社のプロデューサーのHさん、Yさん、Nさん、某雑誌の副編集長のSさんと会食。
例によって、いろいろとレアな企画アイディアが出る。
出すだけでなく、なんとか形にせねばと思う。

午前中、私用で潰れる。
午後、某所にて、某社の取締役会に出席。
終えて、次の打ち合わせ場所である乃木坂の某社へ。
途中、某事務所の社長のUさんとバッタリ!
Uさんの事務所、よい女優さんが何人かいて、皆、伸び盛り。
よいことである。
某社との打ち合わせ、かなりギリギリまでかかってしまい、タクシーをぶっ飛ばし、青山にあるI社へ。
なんとかセーフで社長のSさんとお会いして、打ち合わせ。
終えるや、飛んで事務所へ帰り、原稿。
プラス、来週1日、追加撮影が決まったので、急いでスケジュール調整。
が、同じ頃に、次の映画の脚本があがってくるんだよなあ。

いつもムチャクチャお世話になっている東京&ゆうばりファンタ映画祭の事務局から、オープンカフェ開設の御連絡をいただく。
皆さん、ぜひに!
しかし、ワシは、たぶん映画の監督とか、映画のプロデュースとか、漫画の原作とかをやっていて、今年は行けないだろう……涙!

午前中、毎日少しずつやっていた小池塾の課題の添削。
添削…と言いつつ、そんな偉そうなことは、本当はできない。
ひたすら塾生の提出作品の熱意に打たれる。
午後、Iプロデューサーと共に、青山にあるファミレスにて、次の映画で編集をお願いするFさんと打ち合わせ。
またまた、台風襲来。
しようがねえなあ。
ま、人類がやってきたこととの借金(つけ)を、異常気象という形で支払っているのだから、自業自得だが。
表参道に戻り、某事務所の社長のNさんと、いろいろと共同企画の打ち合わせ。
Nさんのところも、新しい女優さんが入り、日の出の勢い。
いいことだ。
事務所に戻り、小池塾の課題添削の続きと、山のような事務仕事を続ける。
(今日から、いつもよく働いてもらっている秘書が遅い夏休みをとるので、零細会社の社主としては、より働かなければならなのだよ)
夜、雨の中、渋谷へ。
役者のK君が主催する異業種交流会へ。
友人の監督のYさん、某雑誌の編集者のTさんやUさんと。
思っていた以上に盛り上がり、台風襲来の中、朝まで。
早朝の外へ出ると、ドシャ降り。
飛んで帰って、「ウルトラマンネクサス」をチェックしてから、さすがにダウン。

起きて、課題添削の続き。
そこへ、本日、小池塾は休校の連絡。
とはいえ、課題添削を続行。
ハッと気がつくと、外は大嵐。
もちろん、外へ出る気にはならず、原稿を書く。
と…数時間後はピタリと嵐が収まる。
台風通過後の外を、アイディアを練りながら、散歩。
都内にも被害の痕跡が数多く見られる。

朝から、映画の追撮。
山根和馬君、秋葉やすこちゃんをはじめ、若い俳優さん達とダンサーチーム。
山根君のダンサーとしてのテクニックを初めて見せてもらうが、これが素晴らしい!
加えて、その山根君に絡む若手役者三人&JACのスタントマンさんが、さらによくて、即興のアクションシーンの演出も楽しく、いやいや、よかった!
スケジュールは例によって超タイトでしたが(泣!)
終了午前1時。
プロデューサーのKさんと麻布十番のバーで、異様に遅い夕食を摂りつつ、編集の打ち合わせなど。
完全終了は午前5時。

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04.10.1st week

またまた、台風&真夏日。
やっぱり、おかしいんだよね〜。
そんな天候の中、Iプロデューサーと共に、次の映画で主役を務めてもらう女優のOさんの事務所を訪ね、社長と御本人もまじえて、簡単な打ち合わせ。
ううむ、話に聞いてはいたが、Oさん、頭の回転がよくて、クリエイターとしての素質あり。
今回は、俺の発案で、彼女にも脚本執筆に参加してもらうことになっているので、その場で、彼女から直々御指名の脚本家、新田隆男さんに電話して、もろもろを取り決める。

正午。
赤坂の某ホテルのレストランにて、T社のプロデューサーのHさんと、Iプロデューサーの引き合わせを行い、会食。
今後の映画の共同企画の打ち合わせ。
続いて、近くのファミレスに場所を移し、某役者さんの事務所の社長のIさんとお話。
終えた足で、銀座へ向かう。
A社の女性プロデューサーのTさんと再会、懸案の企画の相談に乗ってもらう。
Tさん、漫画やアニメに詳しいだけに、とても参考になる。
感謝。
打ち合わせ終了後、丸の内東映前で、友人の女優のNさんと待ち合わせ。
デジタルシネマ『髑髏城の七人』を観る。
つごう2回目。
初日のお客さんの反応と、平日のそれとを比べてみたかったのだ。
同じように受けていて、ひと安心。
色々な舞台を観まくっているNさんからも意見を聞いて、今後の参考にさせてもらう。
合間にプロデューサーのKさんと立ち話。
急ぎ事務所に戻って、泣きながら、締め切り原稿の続きを書く。

台風。
狂っている。
私用で潰れる。
夕方、青山のI社にて、主演女優のOさん、脚本家の新田隆男さん、プロデューサーのIさん達と、顔合わせと脚本の打ち合わせ。
Oさんが、週末から沖縄での仕事に出発してしまうので、それまでに新田さんにはひと仕事してもらわなければならない。
メールで連絡を取り合うことにして、ひとまず解散。
事務所に戻って、新しい原稿に取りかかる。

私用で潰れる。
ああ、今日は、『ヘルボーイ〜ディレクターズカット』の最終試写があったんだよなあ……。
深夜、A社の社長のKさんと、近くのファミレスで打ち合わせ。
終了午前3時。
原稿の続きをやり、なんとかアップして、担当編集者にメールで送る。

脚本家の新田隆男さんから、脚本のプロット届く。
実に申し訳なくも、みんなでプレッシャーをかけてしまったので、速い。
主演のOさんからも、沖縄の空の下、すぐに意見が届く。
う〜む、みんな優秀で快調だ!
午後、近くのファミレスにて、顧問税理士のNさんと打ち合わせ。
税金がバカ高くて、それを無駄使いどころか、自分達の私利私欲のために使っている政治家とか官僚とか役人とか公務員とかを、皆殺しにしたくなる。
だが、神様はきっとどこかにいる。
天誅!
今までずっと一緒に映画のプロジェクト等を進めてきたAさんと合流。
Aさんから、突如、全プロジェクトから離れたい旨の進言を受け、間接的には聞いていたものの……ううむ。
だが、最終的には、人生の選択は、その人個人の意志がすべてだ。
大人であれば、そして男であれば、なおさら。
その後、また私用で潰れる。
夜、新しい原稿の構想を練って、悶々。

お!
かなりレアなサントラCDを某店で発見!
すべての曲がマカロニしていて爆裂もんだが、圧巻は故・若山富三郎先生が歌いあげる『子連れ狼』のテーマソング!(作詞はもちろん小池一雄!)

週末から、また私用。
その間にも、時間を盗んでは、ひたすら原稿を書き続け、メールの返事を出し続ける。

雨。
ようやく涼しくなってきたのが救いか。

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