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05.04.4th week

DVDで『恋愛適齢期』。
なんだ、これは!!!
とにかく、わかってはいたことだが、役者陣の圧倒的な演技レベルの高さに、思わず何度も何度も何度も何度も何度も観返す。
ジャック・ニコルソンとダイアン・キートン、この男優女優の演技ステージに並べる、彼らと同い年の役者は日本には皆無だろう。
特に若い役者諸氏は、この二人の珠玉の音声解説を心して聞け!

情報公開が解禁になったというわけで。
7月よりスタートするTVドラマ『ウルトラマンマックス』、自分が監督を担当する回のコスチューム打ち合わせを東宝コスチュームにて。
今回はプロデューサーを務める八木毅さん(『ウルトラマンコスモス』の時は、俺が書いた脚本を監督してくださった熱血の才人!)、メイン監督である金子修介さん達と、ずっとブレストを重ねてきた新しいウルトラマンが、ついにそのベールを脱ぐ時が来た。
とにかく、金子監督だけではなく、三池崇史監督、実相寺昭雄監督も参加予定で、脚本チームも新しい才能が参画して、現場も熱い。

実は、もう一つ、別のTVドラマのシリーズにも関わっていたりして(こちらはまだ情報公開厳禁!!)、都内某所でその打ち合わせ。
延々日付が変わるまで。
しかし、こちらも各業界の才人が結集していて、かなり面白い作品になるはず。
が、ずっとまともに寝られない日々だけど。

終日、『ウルトラマンマックス』の監督ロケハン。
スタッフがひじょうに優秀なので、監督としてはとても楽チン。
探してきてくれたロケ場所も、なかなかによくて、イメージが膨らむ。

昨日に続いて、終日『ウルトラマンマックス』のメインスタッフロケハン。
チーフ助監督のOさんはじめ、各パートのリーダーがプロフェッショナルなので、今日もまたまた楽チン。
毎度のことながら、本当にスタッフに恵まれて自分は幸せ者だと思う。

終日、別のTVドラマシリーズの女優オーディション。
終わると、さすがにグロッキー。
同郷の若い女優さんが何人かいて、おお、俺っちの田舎からも、こんな可愛い女の子達が出るようになったのかと感慨深い。

ある若者向けの雑誌のインタビュー。
"フック"がないと、仕事は面白くならないし、受ける意味はないという話をする。
あくまでも自分だけの"フック"なので、それが他人に当てはまるかどうかはわからない。
例えば……。
『ウルトラマンマックス』では"ウルトラマンを初めて書く脚本家、初めて撮る監督が集結して、史上最強のウルトラマンを創造する"というテーマ、『マギー's犬Jr.』では"今後未知数の可能性を秘めたネットシネマという媒体で、連載漫画のように映画を引きで展開する"というコンセプト、『劇団新感線ライブデジタルシネマ〜髑髏城の七人(アカドクロ)』では"劇団☆新感線の舞台を、単なる舞台中継ではなく、新国立劇場にカメラ13台を入れて映画のように撮る"という初の試み、ブログ小説では"まったくの新人女性作家の人達を、ブログ小説という媒体でプロデュースする"という自分にとっては未知の領域の体験、それが"フック"なわけである。

『ウルトラマンマックス』、第3話と第4話の村石組の撮影現場を覗きに行く。
村石監督、もはや芸術的とも云えるスピーディかつ細かい演出でお見事。
途中、金子修介監督や三池崇史監督も見学に現れ、なかなかに豪華かつ楽しい展開に。
錚々たる監督達に囲まれていると、俺なんか、当たり前だけど、まだまだ、ただのチンピラです(汗!)

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05.04.3rd week

打ち合わせ続きで、まったく映画の試写に行けず。
もう完全に諦める。
実のところ、あの試写室独特の雰囲気や、たまにいるマナー無視の"業界人"
と会うことを考えると、すっげえ気分が重くなるので、ま、いいか。
正直、多少ロードショーから遅れたとしても、自宅でDVDで観るのが一番落ち着く。
特典映像も面白いし。
本当は邪道なのだろうが。

午前5時起床。
氷雨。
都内某所にて、重要な打ち合わせ。

午前5時起床。
終日、脚本書き。

午前5時起床。
都内某所にて、重要な打ち合わせ。
連続2回。

午前5時起床。
終日、漫画の原作書き。

午前5時起床。
終日、自宅にて、溜まりに溜まった雑用。
自宅のある場所も名うての観光地なので、とにかく人が多い。
が、ある時間帯をズラし、ある地元民専用道路を使うことで、その混雑をほぼ完全に別世界のものにすることができる。
雑用の合間に、資料本を読み、資料DVDを観る。

友人の脚本家のNさんより、なんと、入院の連絡が!
驚く。
しかし、もろもろ順調に推移しているようで、とりあえずホッとする。

しまった!
多忙にまぎれて、及川奈央ちゃんが客演する"うめだ花月"の舞台が始まっていたことを忘れていた!
さすがに大阪まで行けないので、慌てて特注の花を送る。

さらに続く反日デモ。
過去の事実に真正面から向き合わなかったツケがきているのだ。
都合の悪いことは後回しにして、とりあえず蓋をしておくのは、この国が延々と続けてきた得意技だが。

吾妻ひでお著『失踪日記』。
大傑作!

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05.04.2nd week

午前6時起床。
午後一で、表参道の"パピヨン"にて、プロデューサーのIさん、Oさん、某事務所社長のNさんと打ち合わせ。
その後、私用。

今週もある業界誌のインタビュー。
漫画原作者として。
が、最近、ほとんど漫画の原作を発表していないので、あまりエラそうなことは言えない。
で、他人の宣伝をしておく。
漫画の原作に関しては、昔から、自己主張や自己表現ではなく、「共同作業による化学反応」という一点において、もっとも興味があった。
そういう意味では、後進に道を譲るという思いも含め、「まったく新しい才能をプロデュースして、互いに化学反応を楽しむ」ことに、今は一番燃える。
プラス、誰かも言っていたが、人生を20年単位で区切って、好きなことを順番にやっていくというテーマに沿って生きているのだよ。
いいよお、"求道"がなく、楽しくて。

午前6時起床。
終日、脚本と漫画の原作書き。
合間に、ひたすら複数の某TVシリーズのDVDチェック。
さすがに眼が霞んできて、やむなく中止。
そういえば、かつて大学時代、朝から晩まで延々と映画館で映画を観続けていたら、カラー映像がモノクロ映像に見えてきたことがあったなあ。
が、後日、その経験が卒論に活きた。
大学のゼミで一番の大きな収穫は、偉大な詩人である神保光太郎先生の教えを受けられたことだ。

午前5時起床。
都内某所にて、某新番組のお祓い。
その後、そのまま撮影現場を見学。

午前6時起床。
都内某所にて秘密の会議。
その後、撮影現場を見学。

こうの史代著『夕凪の街 桜の国』。
久々に本当の意味で、いい漫画に巡り合った気がする。
紹介してくれた某誌の副編のSさんに感謝。

午前6時起床。
脚本と漫画の原作書き。
夕方、表参道の"パピヨン"にて、漫画家のNさんと打ち合わせ。
その後、さらに秘密の打ち合わせ。
終えて夜、監督のYさん、脚本家のKさん、女優のKちゃんと原宿にて食事会。
結局、久々に朝まで呑む。

午前10時起床。
やや二日酔い気味なるも、そのまま脚本書き。
夕方までぶっ通しでやって、夜に帰宅。
DVDで某TVシリーズのチェックをして、ダウン。

午前6時起床。
溜まっていた雑用を片付けて、居住マンションの理事の会合。
いつも仕事でほとんど出ることができていないので、まったく申し訳ない限り。
こういう時、つくづくヤクザな商売だと思う。

中国での反日デモ。
いろいろと各局のニュースを見るも核心を衝いている意見はほとんどない、と海外の友人達から言われる。
つまり、世界から見て、明らかに「日本という国はおかしい」のだ。
それは今にはじまったことではなく、過去延々と言われてきたことだが、何の手も打たなかったわけだから、こうなることは火を見るより明らかだったのだ。
すでに数年前、ある作家が書いていた。
「世界の未来はあるが、日本の未来はない」


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05.04.1st week

午前6時起床。
終日、脚本と漫画の原作書き。
合間に、資料用DVDを観続け、資料本を読み続ける。

午前3時に一度起床して、資料の本をチェック。
仮眠後、午前6時に起床。
脚本と漫画の原作を書き続ける。
あるTVドラマシリーズのDVD全巻を、ようやく観終わる。
しかし、仕事上、まだまだチェックしなければならないTVドラマシリーズのDVDが山のように(汗!)

午前5時起床。
都内某所にて、脚本家のKさん、Tさんと、脚本会議。
次いで、プロデューサー諸氏と打ち合わせ。
終えてから、即攻で表参道に戻り、"デュカフェ"にて某代理店の方々と打ち合わせ。

サッカー、日本VSバーレーン戦!
イラン戦の時にやや少なかった積極的かつ迅速果敢な攻撃が見れてよし!
オウンゴールとはいえ、世界へ希みが繋がった!
勢い余って、サラ・ブライトマンのCDまで買っちゃったよ。

再び、スマトラで大地震。
こういう時に日本が援助できることは多々ある。
だが、こういう時にすら、役人どもの私利私欲を満たすために、多額の国民の血税を無駄使いしているのが、日本という国の実体だ。
情けない。

午前5時起床。
都内某所にて、午後から秘密の会議。
終了した時には日付が変わっている。
帰って、たまらずダウン。

アメリカより、ハリウッド版『子連れ狼』の、こちらサイドの弁護士のH氏が来日。
小池一夫先生に会っていただくも、仕事が終わらず、自分は同席できず。
残念。

花粉症の薬。
手前に一番効く薬が、いつも秘密の会議が開かれる都内某所のドラッグストアでしか見かけず、思わずまとめ買い。

午前6時起床。
本日も、午前中から、都内某所にて秘密の会議。
午後終了して、プロデューサーのIさんと、近場の"サブウェイ"にて昼食。
帰って、脚本。
脚本家のHさんと、電話にて打ち合わせ。
日付が変わる頃に、パソコンの前で失神。
ハッと気がつくと、午前2時。
資料用の本を読みつつ、再びダウン。

友人の子供から、会社の面接の話を聞く。
そういえば、大学卒業後、一度だけ会社面接を受けたことがある。
(名称を出せば、誰でも知っている会社である)
その時の面接官の面々の態度は、現在冷静に考えても、あまりに人間性を疑う、尊大で傲慢で最低のものだった。
こんなクズみたいな連中が棲息しているのなら、会社勤めなんてやるもんじゃねえなあと思い、採用通知を受け取ったが、小池一夫劇画村塾への入塾を決めた。
あの面接が、人生の別れ道の一つだったことは間違いない。
そして、それは正解だった。

某誌のインタビューを受ける。
なぜ、自分で監督までするようになったのか、という質問。
理由はいろいろあるのだけれど、大きなきっかけになった出来事が一つ、ある。
ある映画のプロジェクトに関わっていた。
だが、誰がどうみても、その映画には無理があった。
特に、脚本とキャスティングに、まったく配慮がなかった。
その点を進言したが、主要関係者は強引だった。
その時、ふっと気づいた。
この人達は、作品を愛していて、映画を作ろうとしているのではない、と。
自分達の名前を売り出すために、何でもいいから、たとえ脚本に問題があり、キャスティングが無茶であろうと、とにかく起ち上げてしまえばいいと考えているのだ、と。
つまり、映画は、自分達の私欲を満たすための、単なる道具にしかすぎないのだ、と。
そのために、他人のお金を使ってもいいと考えているのだ、と。
そうでなければ、もっと脚本を練り込み、よりベストなキャスティングを考え、映画にとってよりふさわしい監督を選び……と、少しでも多くの観客に観てもらえるような映画にしようと努力するはずなのだ。
そういう態度がまったく感じられなかった。
シラけた。
降りることにした。
映画は、強引に作られ、公開もされたが、ヒットしなかったし、人々の口にのぼることもなく、先日出資会社の関係者と話す機会があったが、その会社では"なかったこと"にされていた。
なんということだろう。
一時は関わっていた人間の一人として、妙に哀しかった。
その後にも、何人か、同じようなタイプの業界人に出会ったが、その時にはもう決めていた。
本当に作品や観るお客さん達のことを考えている人達と一緒にやろう、と。
そして、自分が愛する作品であれば、つきるところ内容に全責任を持てる監督を担当するしかなく、それができないのであれば、やはりその作品から全面的に離れるしかないのだ、と。

かつてお世話になった、某出版社の編集者のH氏が急逝される。
まだ、五十代の若さ。
心の底から"漫画"ではなく、"劇画"を愛していた人だった。
合掌。

午前6時起床。
ずっと脚本。
合間に、TVドラマシリーズのDVDをチェック。
途中、凄まじい睡魔に襲われて失神。
ハッと気がついて、再びパソコンに向かう。

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