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06.12.2nd week

ある企画を書いて、某プロデューサー氏に送付。
その後、品川駅にて、某局のプロデューサーのSさん、脚本家のKさんと待ち合わせ、神奈川の果てへ。
小説家のK先生にお会いして、いろいろと興味深いお話をうかがう。
それにしても、こういうことでもなければ、まず来なかったであろう風光明媚な土地。
海が美しい。
帰ってから、さっそく新しい企画を書く。

ある俳優氏と話す。
奥さんが手料理を作る。
彼は黙々と食べる。
なぜなら、頭の中は、明日の撮影のことでいっぱいだからだ。
「おいしい?」と、奥さんがきいてくる。
「うん」と、答える。
それは事実だ。
しかし、奥さんはそれだけでは満足しない。
もっと会話を欲している。
だが、彼の頭の中は、やはり明日の撮影のことでいっぱいいっぱいだ。
結局、ケンカになる。
ケンカになると、余計な神経を使うことになる。明日の撮影に向けての演技プランも、ずっと高めている集中力も、乱れてしまう。
いくらそのことを説明しても、奥さんはわかってくれない。わかっているわよ、そんなこと、でも! ということになる。
挙句の果てに、彼は家を飛び出し、車の中で眠ることになる。明日の撮影のことに、乱れきった精神を集中させようと、必死に努めながら。
そんな時、真剣に"離婚"を考える。なぜ、俺は、一番大事な仕事への集中をメチャクチャにされてまで、あの女と結婚しているのかと考える。そんな事態が、一度や二度ではないと云う。
いやはや。
某店にて、某誌の担当編集者のFさんと打ち合わせ。
この店は、ここのところあまり使っていなかったのだが、近くのファミレスやカフェが、観光客のババア達や田舎者のネーチャン達に占領されているため、やむをえず。
しかし、こちらのほうが、地元の人達が多くて、少し落ち着けることを発見。
以後、こちらの店に鞍替えするとしよう。
夜、某地某所にて、俳優のO君と会食。
後から、脚本家のKさん、監督のKさんも合流。
ちょっとした密談。

自分の"独力"で稼いだ金は、何のためにあるのか。
自分の"好きなこと"に使うためにあるのだよ。

企画ができたので、某プロデューサー氏に送付。
その後、打ち合わせの行脚。
某地某社にて、プロデューサーのダブルKさんと、脚本の打ち合わせ。
終えるやいなや、某地某社にて、プロデューサーのSさん、Tさんと、別企画の打ち合わせ。

その後、タクシーに飛び乗り、新宿へ。
シアターモリエールにて、金子修介監督の監修、満島ひかりちゃん主演の舞台『偽伝・樋口一葉』を観る。
金子監督をはじめ、『ウルトラマンマックス』チームのショーン、長谷部瞳ちゃん、小川信行君も来ていて、久々に話す。
舞台もよかったが、その後のトークショーも、さらによかったです。
他にも、何かと微笑ましいエピソードがあったのだが、それは秘密。
帰路、次々とプロデューサー諸氏から電話。
歩きながら、タクシーの中で、ずっと電話しっぱなし。
帰って、再び企画を書く。

ランチしながら、三隅研次監督『剣』を観る。
現代劇でも時代劇でも、市川雷蔵は、ひたすらストイックな役がよく似合う。

もろもろの仕事。
電話での打ち合わせをいくつか。
夕方、パルコミュージアムへ。
"ウルトラ美術展"のオープニングパーティ。
青山草太君をはじめとする『ウルトラマンマックス』チーム、『ウルトラマンメビウス』のチームGUYSの面々とも再会。当たり前だが、みんな私服姿だと、印象がガラリと変わって、こちらがドキドキするなァ。
盛況で何より。
その後、俳優のO君、監督のYさん、脚本家のKさん達と、別場所に流れ、いろいろと話す。
帰ってから、企画の続き。

終了後、池田敏春監督『人魚伝説』を観る。
劇場公開当時に観ているのだが、今観たほうが、バイオレンス描写の斬新さや、その中に秘められたリリシズムは、きわめて鮮烈。

某地某所にて、脚本家のHさんと、脚本の打ち合わせ。
終えた足で、東京を離れる。
車中、送ってもらった石原真理子著『ふぞろいな秘密』を読む。
どんな内容の本かはわかっていながら、『ふぞろいな林檎たち』直撃世代としては、どうしても読んでしまうのである。
某所に到着後、原稿を書く。

原稿の合間に……。
パク・チャヌク監督『JSA』を再観。
初観の時と印象変わらず、やはり、よくできている。韓国の役者と、日本の役者の"深味の差"の原因の一つが、背負っている民族の"重さ"と"誇り"であることは間違いない。プラス、男優の場合は、徴兵の経験が実は大きい。
小平裕監督『必殺女拳士』を再観。
劇場公開当事に観ているので、実に20年振りくらいか。それにしても、この頃の志穂美悦子や倉田保昭は輝きに輝いていた。理屈なぞは超越しまくって。
(実は、ババッと発売になった東映空手映画のDVDを、思わず逆上して買ってしまったのだ。どの映画も、すべて劇場公開当事に観ている。空手映画全盛期に育った世代としては、もはや衝動というより、条件反射的行為である)

昔から……。
文章を書くことが、一番好きなことではなかった。
性格的に向いていると思ったことは、実のところ、一度もない。
よく言われるように、文章を書くことでは、絵を描くことのような、音楽を演奏することのような、"天然の快感"は決して得られない。
では、なぜ書くのか?
それは"仕事"だからです。
なので、これまたよく言われるように"一番好きなこと"を仕事にはしなかったわけです。

ジュリオ・クエスティ監督『殺しを呼ぶ卵』
このカルトの傑作がDVDで観れるとは……! まったくいい時代になったもんです。日本で云えば実相寺昭雄+石井輝男の如き映像世界。伝説の美少女女優エヴァ・オーリンと共に堪能させていただきました。
フランク・クレイマー監督『大西部無頼列伝』
残酷色を排し、ひたすら娯楽に徹したマカロニウェスタンの中では、この"サバタ"シリーズが秀逸。ユル・ブリンナーが操るカセット弾倉のガンズ・バイブル、ブーツに鉄球を仕込んで弾丸のように蹴り飛ばすキック・ガンもカッコいい!
フランク・クレイマー監督『西部決闘史』
リー・ヴァン・クリーフの"サバタ"再び! 脚本に凝りすぎたきらいはあるが、そのエンタメ精神は出色。
止まらなくなって、同じくフランク・クレイマー監督の"サバタ"第一作『西部悪人伝』を再観してしまう。

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