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2007年9月上旬 パート1

■9月×日
朝、わがソウルメイトのRちゃんが、舞台『犬神戦記』観劇のため、大阪よりやって来ました。
Rちゃんと、表参道のカフェにて、朝食。こんなことは久々。
Rちゃんが勤務している某有名製菓メーカーのお菓子をダンボール箱いっぱいに持って、タクシーで赤坂のシアターVへ。

本番4日目。
朝のミーティングで、役者のみんなに、昨日が最高の出来だったと伝えました。
そして、本番前、例によって、石川紗彩ちゃんに付き合ってもらって、舞台上でのお祈り。
なぜ、一人で祈らないのか、と疑問に思われるムキもあるかしもれませんが、祈りには、本来的に巫女が必須必要な存在。つまり、ものすごく簡単に言うと、男のパワーだけでは役不足ということです。

「本番直前の舞台上で、紗彩ちゃんと共に神に祈る」

昼の部。
いい出来でしたが、みんなに疲労が溜まってきていることが手に取るようにわかります。
それでも、最後まで全力でやりきらなければなりません。
ヤクー役の高倉亜樹ちゃん、全日本体操チャンピオンのキャリアは伊達ではなく、本当に見事な躰の動きを見せてくれます。
しかし、どうやら片足を怪我している感じです。それも、軽症ではなく。
あとで確認したところ、片足の骨にヒビが入っていたらしいのです
他にも、アキヤン役の信ちゃんこと小川信太郎君、カイ役の伊東丈典さんも、足を負傷しています。
きっと他にも怪我をしているにもかかわらず、それを隠して、舞台に立っている役者さん達がいるはず。
心配ではありますが、舞台の上は戦場なのです。
そして、戦士達の骨を拾ってやるのが演出家の役目です。
僕にはそれしかできません。

夜の部。
本日は、昼も夜も満員御礼。
Rちゃんと一緒に、初めて客席から観賞しました。
客席から観ると、当たり前ですが、印象がまったく違います。
観客の皆さんの反応もダイレクトにわかるし、役者さん達のノリも、よりリアルにわかります。
信ちゃんに見つかって、イジられたのには参りましたが(笑)

終演後、涼平君達と会食。
いろいろゲストの方達にお会いしたものの、かなりグロッキーで、満足に対応できず、まったくすみません。
その後、仕切り直す感じで、涼平君達と飲み直し。

「涼平君、そして"悪友盟友"の菊地雄一監督と」


■9月×日
あっという間に、本日は千秋楽。
ソウルメイトのRちゃんが、疲労でダウンしていたので、一人で劇場へ。
本日も、昼の部も夜の部も、満員札止め。
朝のミーティングでは、役者の皆さんに、ひたすら感謝、加えて、これ以上怪我のないようにと。

楽屋で、涼平君とお話。
千秋楽は、役者さん達に思いきりはじけてもらいたい、ひたすら自由にやってもらいたい、というのが僕の考え方です。
いわば、お祭りです。
お客さん達も、それを楽しみに来ているはず。
なので、涼平君からのアイディアも、すべてOK。
もちろん、他の役者さん達についても同様です。

しかし!
ベイア役の金ちゃんこと、金藤洋司君が、本番中に足を痛めたことが発覚。
すぐに舞台裏に向かい、様子をうかがいましたが、もちろん、金ちゃんが弱音を吐くことはありません。
ベイアは、僕が特に気に入っているキャラクターで、金ちゃんもハマり役だっだけに、その胸中を思いやると、言葉がありませんでした。
それでも、なんとかやりきってくれて、ひたすら感謝です。

「もっとも好きなキャラクター、ベイア役の金ちゃんと」

ついに迎えたラスト、信ちゃんのはからいで、脚本家の小林さんと一緒に、初めて舞台上に立ち、お客さん達に御挨拶。
皆さん、本当に、本当に、ありがとうございました!


終演後、打ち上げ。
もちろん、朝まで。
ここに書くまでもない、ただ、ただ、楽しい一夜でした。
そして……。
一人、早朝の表参道に戻って来た時、夢の時間は過ぎ去り、新しい現実に立ち向かう力が、僕の中に沸々と湧き上がってきました。
昨日は昨日、そして早くも今日の始まりなのです!


■9月×日
舞台の興奮を鎮めつつも、次なる現場へのテンションを持続させるため、『UltraSevenX』の撮影現場へ。
実は、本日にて、撮影自体はオールアップなのです。
最終話の監督は、もちろん、わが“盟友”でもあるメインの八木毅さん。

「撮影現場に入ると血が滾る!」

オールナイトの撮影ですが、やはり、久々に撮影現場に入ると、思わず血が滾るというか、おのずと湧き上がってくるワクワク感を禁じ得ません。
我ながら、本当に現場好きです。
レギュラーの重理久、トム、杏里ちゃん、全員元気で、ひと回り大きくなった感じで、初々しい頃を知る監督としては、とても嬉しかったです。
加えて、よく知った顔のスタッフ諸氏に再会すると、なんだか故郷に戻ってきたような、ほのぼのと暖かい気持ちになります。

撮影は順調に進み、ついにラストカット!
皆さん、本当にお疲れ様でした!
最終話の仕上がりが楽しみです。

記念撮影の後、スタジオでプチ打ち上げ。
嬉しさと同時に、一抹の寂しさも感じます。
が、僕の気持ちは、この現場でもらったパワーを含みつつ、次の現場へ向かっています。


「オールアップ! お疲れさま!」


■9月×日
調布にある、『ウルトラセブン』永遠のヒロイン、ひし美ゆり子さんのお店にて、『UltraSevenX』のスタッフ&キャストの慰労会。
ひし美さんは、いつお会いしても、元気かつ美しくて、毎度感激。
昨日よりもリラックスした重理久、トム、杏里ちゃん達と話しました。

が、残念ながら、打ち合わせがあった僕は途中退席。
その足で、新宿へ。
道中、頭を素早く仕事モードに切り替えます。
ドラマも、舞台も、すでによき思い出であり、本来の気持ちは、次なる戦場に向いているのです。
映画プロデューサーのHさんに会って、とあるバーにて、企画の打ち合わせを行いました。


■9月×日
午後、早稲田にあるスタジオにて、『UltraSevenX』の音打ち合わせ。
当たり前の話ですが、音が入ることで、映像が生きもし、死にもします。
なので、とても重要な打ち合わせです。

終えた足で、新宿へ直行。
椿屋珈琲店(ここ、元はあの“滝沢”ですね)にて、某出版社の担当者のFさんと、秘密の打ち合わせ。
続けて、某事務所の社長のHさん、音楽プロデューサーのMさん、イベンターのMさん、脚本家のKさんと、11月からスタートする、一風変わった芝居の打ち合わせ。
この芝居では、例によって僕は演出を担当するわけですが、今回は、主演女優さんはとても気心の知れた友人かつ、試みとしてとても面白いので、かなり楽しみであります。

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