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2007年10月上旬 パート2

■10月×日
さて、スタジオクランクイン&オフィス梶制作の映画『なにわん』の撮影初日であります。
天気は快晴、加えて、また真夏のように暑い日。
(梶組というと、毎回“真夏”のイメージが定着しつつあります。その代わり、
雨にやられないのでラッキーではありますが)

前日の島津健太郎さんの衣装合わせの際、なんと、靴のサイズが合わないというハプニングがあり、その緊急対応のため、午前中から“押し押し”でしたが、映画撮影とは常にこんなものであります。
なので、焦らず騒がず、まずはTOYOKI君とインディー(事務所のアイドル犬も当然出演です!)の場面を撮影。
今回カメラマンを務めてくれる新人のF君は、監督の言う通りにきちんと動いてくれるし(これがもっとも重要!)、とにかく絶対に文句を口にしたり、ダレたりしないところが、とてつもなく素晴らしい!
いきなり、こんなヘビィな撮影は初めてでしょうが、多少なりともなんとか糧にして、いいカメラマンに育ってほしいと切に願いました。

特別にお貸しいただいた駐車場を借りきっての、島津健太郎さんとTOYOKI君のアクションシーンの撮影。
島津さんのアクションをナマで見るのは久しぶりでしたが、やっぱり、上手い!
そして、貫禄があります。出演していただいて正解!
午後からは、大阪で活躍中の若手女優、山下珠穂ちゃんにも参加してもらって、撮影を続行。
珠穂ちゃん、オーディション以来の再会でしたが、衣装とも相俟って、すげえキマっていて、性格も“男前”だし、監督としては嬉しい限り!

「TOYOKI君を挟んで、島津健太郎さんと山下珠穂ちゃん」


「梶組最高の悪の華軍団! 左から、木谷淳之君、山下珠穂ちゃん、島津健太郎さん、堀川龍文君」

とにもかくにも、自然光を利用しての撮影なだけに、太陽光線との戦いであります。
皆さんの御協力を得て、なんとか初日の撮影スケジュールを滞りなく消化いたしました。
感謝!

夜、なんと、大阪でも“悪友”の菊地雄一監督と合流(笑)
島津さんも交えて、みんなで会食しました。
ワタクシ、睡眠不足と撮影疲労でフラフラでありましたが、あまりに気のおけない面子だけに、この自然酩酊状態が逆にかなり楽しかったです。
しかし、島津さんと菊地さんと一緒にいると、大阪ではなく、すっかり新宿の居酒屋状態であります(笑)
夜の街に消える島津さんと菊地さんを見送って、TOYOKI君達と、事務所と御実家で、明日の撮影の打ち合わせをば。


■10月×日
撮影2日目。
ほとんど寝ていないので、実はフラフラながら、なぜか、現場に立つと元気が充満してくる、いつもながらのフシギ。
本日は、とある倉庫を借りきっての撮影ですが、この倉庫が、内装の具合といい、光の入り加減といい、実にいいロケセット振り。
ワタクシ、こういう閉塞された空間の中で、何人かの人間がドタバタやるというシチューエーションが大好きであります。
ただし、スタジオセットではなく、ロケセットでの撮影に限りますが。

TOYOKI君、島津健太郎さんに加えて、山下珠穂ちゃん、堀川龍文君、木谷淳之君といった若手役者の揃い踏み。
(今回、自主映画にもかかわらず、島津さん所属のネオエージェンシーさん、珠穂ちゃん、堀川君所属のスプラックスさんには、たいへん御協力いただきました。多謝!)
珠穂ちゃんの“たたずまい”が異様によくて、女優さんのキャラクターを起たせる自信が絶対的にある僕にとっては、かなり撮り甲斐がありました。
プラス、TOYOKI君をはじめとした堀川君、木谷君の躰の張り具合も最高!
さらに、陣中見舞いに来てくださった菊地雄一監督に、敢えて御無理をお願いして、本日のラストカット、なんと贅沢にもカメラを回していただきました。
そして、本日にて、特別友情出演の島津さんはオールアップ!
お疲れ様でした! ひたすら感謝です!

「"特別友情撮影監督"の菊地雄一さん!」

撮影終了後は、またもや廃人同然のワタクシです(苦笑)
睡眠不足と撮影疲労を補うため、夕食は焼肉屋へ。
撮影中は思いきり食欲が湧くので、ガンガン焼肉を食べたところ、少しだけ元気が回復。
そのまま、事務所にて、TOYOKI君と撮影済みのテイクをラフ編集。
しかし、さすがに二人ともグロッキーで、本日は午前1時には作業を終了して、TOYOKI君の御実家にてダウン。
あれ、まだ寝たばかりなのに……と思って目が覚めたら、すでに4時間が経過しておりました。
撮影中は、眠るというより、「意識を失い、そして意識が戻る」とよく言われますが、まさにその通り。
まったくこの仕事は体力勝負であります。


■10月×日
起きると、ドシャ降り。
う〜む、と思いましたが、なぜか、絶対に雨には強い梶組、本当に嘘のように雨があがり、午後から、撮影3日目スタートです。
昨晩、少し頭痛と微熱があったのですが、撮影ができるとなったとたんに、いつの間にかどこかへ(笑)我ながら現金野郎です(笑)

本日は、僕がもっとも気に入った場所でのロケ。
時間がないものの、本日は、TOYOKI君と山下珠穂ちゃん二人だけのアクションの連続で、撮っていて、まことに楽しゅうございました。
とにもかくにも、TOYOKI君の躰を張った演技、珠穂ちゃんのますます磨きがかかってくるキャラクター、そしてカメラマンのF君の真面目さに、ひたすら助けられまくりであります。
というわけで、まずは大阪での前半戦の撮影を、すべて予定通りに終了!

夜、またしても島津健太郎さん、菊地雄一監督と合流。
前回の大阪訪問の折、僕が一気に気に入ってしまったゴスペルシンガー、新井深絵さんの御実家のお店にて会食。
深絵さんも、わざわざお店に来ていただいていて、サイン入りCDをいただき、ただただ恐縮。
(後ほどこのCDを聴かせていただきましたが、とにかくソウルフル! 魂に響く歌声とはこういうことをいうのだと実感!)
お店の料理もメチャ美味で、一同、堪能しまくりでありました。

「新井深絵さんのアルバム! 泣けます!」


「深絵さんの家族の一員、ハナちゃんがジャケットの裏面に。このハナちゃん、最高にキュートです!」

解散後、事務所にて、TOYOKI君とラフ編集。
今夜は、事務所にて、泊り。
明日は、一旦、東京戻りとなります。
現場を離れるのは、ちょっと……いや、かなり寂しいですが、山積みの仕事が待っているので、やむなしです。


■10月×日
午前中、事務所にて、プロジェクトアシスタントのT君と合流。
T君、撮影中は助監督として、よく頑張ってくれました。
とりあえず、大阪に残るT君に事後を託しつつ、またまた(笑)菊地雄一監督と合流して、二人揃い踏みで東京へ。
で……ダメ監督二人、新幹線の中で東京まで爆睡(苦笑)
菊地さんは、どうやらホテルの部屋にゴーストが出現したらしく、そりゃ、寝れまへんわな。

菊地監督と別れて、山積みの雑務を片付けに(泣!)
その後、またフラフラになりながら、なんとか久々の自宅へ帰艦。
当然のことながら、いつの間にか、意識不明に(苦笑)


■10月×日
早朝、意識が戻りました(笑)
さっそく、表参道へとリターン。
事務所に行って、いつもの如く、山のような書類仕事の片付けを続行。
さすがに大量すぎて、電話にも出ず、来客にも出ず、メールの返事も書かず、ひたすら、ただひたすら集中。
なんとか午後一までには一段落というところまでもっていきました。
やれやれ。

恵比寿へ。
ちょっと時間があったので、アトレ内にある“有隣堂”へフラフラと。
いかん、いかん、すべて読む時間はとてもない! と思いながらも、はたまた本を衝動買い。
慙愧の念に駆られつつ、某社の社長のOさんと待ち合わせて、別の某社を訪問。
Oさんの肝煎りで、社長以下、役員の方々と秘密のお話。
その後、Oさんの会社へうかがい、映画プロデューサーのNさんを御紹介いただき、再び秘密のお話。
渋谷まで戻って、発作的に“ルノアール”に飛び込み、少しだけ読書。
何やってんだか。
スタリストの大山直未さんから、映画『なにわん』のヒロイン役のRちゃんの衣装合わせ写真が送られてきたので、すぐさまチェック。
次々と偶然が重なって、ヒロイン役が最愛のソウルメイトのRちゃんに落ち着いたのも、やはりフシギな運命を感じずにはいられません。

夜、電話にて、TOYOKI君達と、映画『なにわん』の撮影中盤戦の打ち合わせ。
そのまま、深夜、表参道のファミレスにて、プロデューサーのMさんと、及川奈央ちゃんの演劇ツアーの打ち合わせを。
脚本家の小林雄次さんが売れっ子なので(これは本当!)、ひたすら脚本を待ちつつ、稽古のことや、音響のことや、照明のことなどを話しました。
これで終わりかというと、まだ終わりまへん(苦笑)
某社に差し回してもらった車で、某セクションへ。
朝まで、ある秘密企画の作業をば。
死ぬんとちゃうか(笑)

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