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2007年10月下旬 パート1

■10月×日
いよいよ撮影後半戦最終日。
本日も大快晴!
起きぬけは喉の調子が最悪でしたが、またまた現場に向かうや、痛みが薄らぐ不思議。
それでも風邪気味であることに変わりはなく、現場でも喉スプレーを手放さず、悪化させないためのケアに努めました。

最終日ということもあって、今日は、とにかくスケジュールに嵌めて、完全に撮りきることが最優先でありました。(僕も、これ以上は東京と大阪を往復できませんし、役者さん達とのスケジュールの契約もあるわけで)
それだけに現場は時間に追われるドタバタで、最後のほうは、たぶん僕とTOYOKI君の二人しか、何をやっているのかわからなかったはず。まったく申し訳ない!
たとえどんな状況化でも、必ず予算とスケジュールを守りきる自信はありますが、そのぶん、楽しさが薄れてしまうのは必然で、そこが難しいところです。
とはいえ、TOYOKI君3度目の“階段落ち”長回しワンカットで、なんとかマティーニショットを日暮れまでに撮了!
こんなにわがままでムチャクチャな撮影についてきてくれた皆さん、本当にありがとうございました! お疲れ様でした!
終わってみれば、いつものことながら、また決して忘れることのできない素晴らしい思い出が増えました。
心より感謝!

「無事にクランクアップ!」

で……先日、Risaちゃんと福井さんのバースディを祝ったお店“わらじ”にて、打ち上げ。
大人数が集まる常で、一人一人の皆さんとゆっくり話すことはできませんでしたが、僕は今回の若いキャスト&スタッフのみんなと共有した時間を人生の宝物の一つとして生きていきます。
解散後、今回ロケ場所のコーディネイトでお世話になったバー“ケルビン”のマスターに、TOYOKI君、福井さん、大山さん、そしてスタジオクランクインの顧問弁護士の瓦井先生と御礼の飲みに。

「大阪梶組、美人プロデューサーの福井さんと、美人スタイリストの大山さん」

その場で、みんなから最高のプレゼントをいただいて、大感激!
(ほしかったんですわ、これ! 東京ではほとんど売り切れになっていた一品であります)

「大阪梶組からの最高のプレゼント!」

久々に痛飲、その後、〆のラーメンをば。
TOYOKI君の御実家にて、さすがに爆睡。


■10月×日
昼前に一人だけ起き出して、昨日買っておいたパンをムシャムシャと。
深夜にラーメンとギョウザで〆たというのに、我ながら元気や(苦笑)
というか、体力を使ったので、躰がエネルギーを求めているわけですか。
で、音楽を聴きながら、再度ダウン。
まだ現場の夢うつつなのは、いつものこと(笑)
昼頃に起きると、風邪もかなりよくなっていて、やや安心。

駅前のモスバーガーにて、TOYOKI君、スタイリストの大山さんと昼食後、プロジェクトアシスタントのT君と合流し、一旦荷物を託してから、事務所へ。
忘れ物がないか確認しつつ、今回の小道具の中で特に気に入っていたサングラス(山下珠穂ちゃん着用!)とブーツ(島津健太郎さん着用!)を買い取らせていただきました。

「山下珠穂ちゃんと。このスタイルが抜群に似合っていました」

TOYOKI君に編集作業を託して、梅田へ。

また新阪急ホテル内のカフェで、ソウルメイトのRちゃんが仕事が終わるのを待って、美味しいと評判の焼肉店へ。(本当に美味しくて、値段もリーズナブルなそのお店は“本陣”といいます)
後から、Rちゃんのお母さんも合流。
大阪、とりあえずラストの夜は、美人母娘と会食できて、幸せでありました。

新大阪駅で、再びT君と合流して、一路東京へUターン。
車内では、ひたすら読書と睡眠。
ハッと気がつくと、もう東京で、T君と別れて、深夜の表参道へ。
わずか週末三日空けただけでありますが、処理すべき案件が死ぬほど溜まっていて、おちおち休んでもおれず、すぐに仕事(泣!)
さすがにエネルギーが尽きて、明け方には意識不明。
何やってんだか。


■10月×日
ほとんど虚脱状態……と言っている場合ではなく、ちゃんと朝起きて、書類仕事の続きをば。
なんとか午前中ギリギリで事務所を出て、一週間振りの自宅へと。
車中でパンにて昼食をすませ、舞台の脚本を読みました。
“盟友”小林雄次さんの手になる、“戦友”及川奈央ちゃんの舞台脚本の第3稿。

自宅に着いたら着いたで、またまた溜まりに溜まっている雑用の片付けであります。
無理やり一段落させた後、再度、脚本を読んで、演出プランを練りました。
舞台といっても、今回は全国の、それぞれ形状も環境も異なるライブハウスでの移動芝居ということもあって、その変則性に惹かれたわけです。
当然のことながら普通の劇場と違うわけで、そのマイナス部分をどうプラスに転化させ得るかが、演出の肝になると思っています。
……とかなんとか偉そうに言っていますが、結局は、役者さんを立たせてみないと、実際には演出も何も見えてこないワタクシです。
(ホラ、かのブルース・リーも「板は打ち返してこないからな」と言っているではありませんか。関係ないか)

いろいろ考えているうちに、例によって眠れなくなってきて、結局、またもやDVDで映画を観て、頭をクールダウンさせるはめに。
映画の脚本と漫画の原作も書かにゃならんのに。
ま、いいか。


■10月×日
早朝に起きるも、ちょっと疲れが残っていて、再びダウン。
が、午前中には飛び起きて、表参道へとUターン。
車中、ひたすらウトウト。

事務所に入って、書類仕事をば。
あまりに片付かないので、だんだん腹が立ってきて(いわゆるお役所関係の書類仕事なので、またぞろ日本という政治家がアホだらけの国に怒!)、外へ飛び出し、新宿までタクシーを駆りました。
東急ハンズに行って、秘密の買い物。
その後、高野フルーツパーラーにて(おそらく10年振りくらいでしょうか)、漫画家の小手川ゆあ先生、マネージャーのSさんとお話。
小手川先生から、とても珍しい和菓子をいただき、ひたすら恐縮!

その後、“梶組リーサルウェポン役者”の小田井涼平君と会い、“隠れ房”にて会食。
いろいろと二人して、来年に向けて企んでいることがあるのですが、まだ、秘密。
いずれにせよ、僕が関わる作品については、スケジュール含めた彼の諸条件が許す限り、必ず声をかけることにしているのです。
彼が現場にいてくれるのと、いてくれないのとでは、ぜんぜん“安心感”が違ってくるからです。
涼平君より、非売品のボイスサンプルCDをいただきました。(これはレア!)

「小田井涼平ボイスサンプル! もちろん非売品のレアグッズ!」

事務所に戻って、朝まで原稿を書きました。
いよいよ明日からは(正確には今日から)、及川奈央ちゃんの演劇ツアー『ナイトメス』の稽古が始まります!


■10月×日
午前中、いろいろと雑用を済ませているうちに、アッという間に午後!
今回のプロジェクトアシスタント兼出演役者でもある金山孝之君に迎えに来てもらい、荷物運びを頼みつつ、青山にある某稽古場へ。

及川奈央演劇ツアー2007『ナイトメス』の稽古初日。
主演の及川奈央ちゃんは言うに及ばず、共演の唐橋充君も金山孝之君も、僕にとってはとても気心が知れている人達なので、特別な緊張もぎごちなさもなく、和気藹々とスタートできました。
初日の今日は、脚本家の小林雄次さんにも立ち会ってもらいつつ、ひたすら本読み。
役者さん三人、いきなり息もピッタリで、とても楽しい本読みとなりました。

「及川奈央ちゃんを挟んで、金山孝之君と唐橋充君」

Photo_7
「及川奈央ちゃん、脚本家の小林雄次さんと。僕に取ってはベストの女優さんと脚本家です」

途中、奈央ちゃんのマネージャーのKさんから、なんと、僕の大好物のシュークリームの差し入れが!
これは幸先いいです!
6時間がアッという間に過ぎ去りました。

「奈央ちゃんのマネージャーKさんからの差し入れ! 美味やった!」

終了後、プロデューサーの元倉さん、マネージャーのKさんと簡単な打ち合わせをしてから、僕はあたふたと近くにある某社へ。
プロデューサーのSさんと合流して、某社のプロデューサーのHさんと秘密の打ち合わせ。

事務所に戻ってから、夕食を摂りつつ、そそくさと頭を切り替えて、映画の脚本を書き始めました。
これは、僕の監督作品ではなく、“盟友”Cプロデューサーの製作になる、N監督の映画の脚本です。
脚本を書くのは、テレビドラマの『牙狼〜GARO』以来なので、おのずと気合が入ります。
しかし……このN監督の作品、いろいろな意味で、おそらく僕以外には脚本を書ける人はいないでしょう(笑)

女優の満島ひかりちゃんの敏腕マネージャーのSさんから御連絡。
ひかりちゃん、NHKの朝の連ドラのレギュラー、映画の準主役と、勢いに乗ってますなあ。
ま、若手の中では、数少ないホンマもんの女優だから、当然といえば当然ですが。
実は、来週、彼女と会食予定なのですが、いつか僕の映画にも出て下さいね(笑)
こちらは映画の準主役に!
「こちらは映画の準主役に! やるね〜!」
※画像をクリックすると大きい画像がでます

NHK朝ドラのレギュラー
「ひかりちゃん、NHK朝ドラのレギュラーに!」
※画像をクリックすると大きい画像がでます

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2007年10月中旬 パート2

■10月×日
撮影現場体質になっているせいか、午前5時には起床。
主婦のようにゴミ出しができるからいいや(笑)
ざざっと書類仕事を済ませて、一路、表参道へ。
と……。
今日は、いろいろと不快な出来事が(怒!)
まず、隣に座ったオヤジが臭い! 加齢臭は生理的なものだから、多少はやむをえないとしても、わけのわからんポマードとかの整髪料の臭いだけは、オレ、ダメです。
その後、地下鉄に乗ったら、なぜか、ウ○コの臭いが車内に充満!
一駅だけだったからよかったけど、死にそうになりました。
しかし、なぜにウ○コの臭いが……。
さらに、ずっとガマンして乗っている日本人乗客のフシギさよ。
事務所に着いたら着いたで、近隣の工事の騒音が、いよいよもってクライマックスに!
表参道は、今、開発ラッシュみたいで、あちこちで工事、工事、工事で、そりゃもう、大騒ぎさ!
しかし、工事の騒音は臭いよりはなぜか気にならないタチで、こちらも負けずに映画『1941』の景気のいいサントラをかけ続けて、仕事。

「元気が出るマーチ!」

午後、久々に砧にある円谷プロヘ。
早くも『UlrtraSevenX』のDVD用のインタビュー撮り。
僕の前がアクション監督の小池さんで、これまた久々の再会。
インタビューのほうは、当然、僕が監督させてもらった第6話と第7話の話がメインになったわけですが、つきるところ、「ひたすら楽しかった」という思い出だけがあります。
本当にキャスト&スタッフが、僕にとっては最高でした。
今さらながら、心からの感謝を! そして、願わくば、また再びみんなと現場を共にしたいです!
特にレギュラーの4人の若い役者さん達(エリク、トム、杏里ちゃん、早紀ちゃん)とは、いずれ必ずまた!
降り出した雨の中を、つらつら成城まで歩きつつ、いろいろと構想を練って、帰りました。

「ナマでポスターを初めて見ました(笑)」


「こちらが円谷プロの男子トイレです。ということは女子トイレのシンボルキャラは当然……!」

で……なんとなく構想がまとまったので、夜は真面目に原稿を書きました。
角川書店の「コミックチャージ」でやらせていただいている『龍の首領』が、画はメチャクチャいいにもかかわらず、香港の漫画家パトリック・ユー君の原稿が落ちまくりで、原作者としてはヒジョ〜につらい状況。(漫画になって初めて作品として成立するわけで、哀しいかな、原作だけではどうにもならへんわけですね)
なので、致し方なく、別の原作の仕事も始めることにした次第です。(やはり、元々が漫画原作者の性か、最低一本は漫画原作を書いていたいのですよ。漫画、日本においては、やっぱり未だに小説や映画やテレビよりパワフルだし、面白いしね)

名優アル・パチーノのインタビュー本を読了。
さりげなく、そしてリラックスして語っていますが(インタビュアーが上手い!)役者さんにとっては、かなりためになる話が続々。
今は理解できなくても、将来的には必ず役に立つはずです。

「役者インタビューの傑作!」

香港で買ってきたDVDで『DragonInn』を。
日本版も出ていて、そちらも持っているのですが、ついつい香港で現地版を買ってしまったのです。
この作品を機に、マギー・チャンとブリジット・リンは海外でも注目を浴びるようになり、大女優への道を歩み始めたわけで、「香港のアクション映画なんて…フン!」とアホな勘違いをしている日本の若手女優の皆さん、サバイバルしたければ、騙されたと思って観てみなさい(笑)

「後半の怒涛の破天荒アクションは必見!」


■10月×日
朝から、引き続き、真面目に原稿。
いつしか、作家モードになっております。
今週末はまた大阪で監督やし、今月末からは舞台の演出家になって、その後、映画の脚本と漫画の原作と小説を書く予定が入ってきているので、交互にシフトで、ちょうどええ按配や。

午後から池袋へ。
過日、みんなで舞台観劇に来た時以来で久し振り。
さらに様が変わりつつあって、上京した時に初めて住んだ街の面影は、もはやほとんど残っていません。
その変わり様が、どうにも非人間的で、あまり好きになれないのは僕だけでしょうか。
ちょいと買い物をしてから、東京芸術劇場の中にあるカフェにて、漫画家の風狸けん先生と秘密の打ち合わせ。
東京味噌のナポリタンが、意外に美味!
(ちなみに、買い物は、来年の“ほぼ日手帳”。今期のレザーカバーの中で、一番目立つカラーはオレンジだったので、迷わず購入。目立つカラーでないと、すぐにどこに置いてあるかわからなくなるもんで)

「ほぼ日手帳2008 オレンジ・レザーバージョン」

その後、菊地雄一監督と待ち合わせて、観劇。
友人の女優、鈴木麻衣花ちゃんが出演している『また冬が来て…/IZO2』。
いわゆる“人斬り以蔵”と、その周囲の男達女達の物語でしたが、実は、この時代の話にとても弱いオレです。
実際はメチャクチャ大変な時代だったはずですが、少なくとも、男が男であり、女が女であり、日本という国そのものが激動の中にあったその時期にこそ、自分は生まれたかった……と思ったりすることがあるのです。
愛する女を振り切り、主君のために単身で死地に赴く以蔵の姿に、どうしても涙してしまうのです。
武市半平太の妻女、富子役の鈴木麻衣花ちゃん、和服がきれいに似合っていて、少女のようにチャーミングでありながら、人妻の色気もそこはかとなく表現していて、とてもよかったです。

「鈴木麻衣花ちゃんと。和服の人妻役がかなり似合ってました!」


■10月×日
午前中、例によって、書類仕事に忙殺されて、一行も原稿が書けず……って、自分のモチベーションのせいなんだけど。

午後から六本木へ。
買い物してから、大阪から横浜に移住してきた役者の堀川龍文君と待ち合わせて、映画『太陽が弾ける日』の特別試写会へと。
劇場の前で、友達の役者の加藤雅也さんにバッタリ。
映画は、小沢仁志さんの役者生活25周年映画と銘打たれているだけあって、気合入りまくりのストレート&ハード。
これを、ほとんど自主映画のノリで完成させてしまうところが、“小沢組”の凄さ。
小沢さんはじめ、加藤さん、小沢和義さん、金山一彦さん、本宮泰風さん、大沢樹生さん……全員が全編通じて、英語オンリーのセリフを違和感なく話しているところに舌を巻きつつ、いわゆる“ジャピーノ”の物語であることがかなり泣けました。
それほど大上段に構えなくても、日本人と日本という国の無責任さを、常日頃痛感することが多い身としては特に。
これは、単なるバイオレンス映画では決してないのです。

「ただのバイオレンスアクションムービーではない!」

終了後、小沢仁志さんに挨拶してから、堀川君と西麻布の渋い店にて夕食。
ノリが入って、夕食だけにとどまらず、そのまま飲みに。
さらに、デザイナーの友人のEちゃんも合流して、河岸を変えて。
とはいえ、二人が終電に間に合うまでにはお開きに。
いやいや、なんだかんだで、また楽しゅうございました。

マネージャーのSさんより、新篠まゆ先生と小手川ゆあ先生の新刊をいただきました。
新篠先生には、まだ直接お会いしたことはないのですが、いろいろと間接的な御縁があって、すでに他人とは思えず(笑)作品も最高にパワフル!
小手川先生には、ああ、なんと、サインまで入れていただきました!感激感動法悦境!

「メチャクチャ面白いです! 必読!」


「我が家の至宝です!」


■10月×日
昨日、六本木の書店で購入した『ニチゲー力』を読了。
日芸=日本大学芸術学部は僕の出身大学でありますが、この本でも書かれている通り、様々な意味で超越独立した学部でありました。
そして、今の業界に入ってひしひしとわかるのですが、いわゆる“日芸コネクション”は、決してオーバーな意味ではなく、ユダヤコネクションやチャイニーズコネクションなどに匹敵するパワーを持ち得る時が多々あるのです。
これは、他大学や他学部の人達には実感としてわからないでしょうが、簡単に言うと、「え、あなた日芸出身ですか? 私もそうです。だったら……」という言葉一つで、普通では開かないはずの扉が簡単に開くことが、今までに数知れずでした。
(留学生も多いので、海外でもこのコネクションは見事に活きています)
特に、僕の出た文芸学科というところは、日芸の中でも、特に“特異”な存在であったがために、得をしたことが多いのです。在学中は、まったく気づきませんでしたが……。 
日芸出といてよかったなあ。

「他大学他学部の方々には絶対にわからない"絆"が存在するのです!」

新幹線の込み具合を調べると、なんと、夕方以降はすべて満席!
いったいどうなっとるんじゃ?! と思いつつ、慌てて支度をして、事務所を飛び出し、東京駅へと向かいました。
とりあえず、午後の新幹線にて(それでもほぼ満席!)、一路新大阪へ。
車内では、音楽を聴きつつ、今度書く漫画原作のため、ひたすら資料本に目を通しました。
アッという間に新大阪に到着、プロジェクトアシスタントのT君に荷物を託し、梅田へ。
実は、あまりに寝ていなかったので、あらかじめ手を打ってあった場所で睡眠をとろうと思っていたのですが、どうにも目が覚えてきたため、予定を変更、書店を覗き(まただよ!)、新阪急ホテル内のカフェにて読書。
さらに、ヒルトンホテル内のカフェに移動して、ソウルメイトのRちゃんが仕事が終るまで待ち、同ホテル内の料理店で食事をしました。
その後、TOYOKI君達と合流、明日からの撮影の打ち合わせをば。
TOYOKI君の実家にて、ダウン。
ああ、しかし! 今日、雨の降る中をフラフラしたのがたたって、久し振りに風邪をひいてしまいました。
(屋内屋外、車内車外の温度差がありすぎるのがいかん!)
喉が痛くて、ピンチ!


■10月×日
例によって、ひたすら天候には恵まれる梶組、昨日の雨が嘘のように、けっこうな秋晴れであります。
しかし、僕は風邪で喉痛、薬とビタミンCでゴマかしつつ、それでも現場だと、またまた元気が出てしまう不思議。

午前中は、とある動物病院をお借りしての撮影。
大阪梶組最高最強女優のRisaちゃんと。

「大阪梶組、最愛最高の女優Risaちゃん」

しかし、何といっても一番の大物役者は、スタジオクランクインのアイドル犬、またまたインディーであります(笑)
ですが、今日は彼の調子もかなりよくて、なんとなく幸先よし。
ただ、現場前の道路交通量が多くて、なかなかに大変ではありました。
それでも予定通りに終了。

「すっかり大物役者の風格?!」

昼食後、場所を京都方面にあるアパートに移して、撮影を続行。
このアパート、そこだけ時間が止まってしまった感があったのと、造りがトライアングル型になっていて変わっていたこととで、ロケハン時に一撃で気に入った場所。
TOYOKI組常連役者の灰人君、そして、本編がなんとデビュー作になってしまう米田匡志君、舞台女優の岡島祐美ちゃんの三人が参加。
別に場所にあやかるわけではありませんが、この三人のトライアングルがおそろしく絶妙で、今までで一番“映画になった”感のある現場でありました。
灰人君のツボを押えたベテランらしい芝居、米田君の新人らしからぬ独特の雰囲気、祐美ちゃんのリアルな艶っぽさのブレンド!

「最高の死に様! 大阪美形キャラの米田匡志君」


「大阪大人女優の岡島祐美ちゃん。艶っぽい!」

結果、もっとも“梶カラー”の出たシーンが撮れました。
インディーもいい“演技”をしてくれたし、TOYOKI君の“階段落ち”パート2も、これまた絶妙!

終了後、事務所近くの居酒屋にてみんなで夕食。
明日は、ついに撮影最終日ですが(早かったです!)、とにかくハードスケジュールなので、風邪薬とビタミンCを呑んで、興奮冷めやらぬまま本日もTOYOKI家でダウン。

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2007年10月中旬 パート1

■10月×日
午前中、例によって、ひたすら書類仕事を。
アッという間にタイムリミットとなり、あたふたと飛び出して、歯科医院へ。
今日の治療はちょっと痛かった(泣!)

表参道へとって返し、ファミレスにて、舞台のプロデューサーのYさんと打ち合わせ。
とりあえず、3月と9月で、思いきりリベンジしてやろうと(笑)画策しているわけですが、かなり大変な闘いになりそうな予感。
望むところではありますが。
“梶組”として、必ず呼ぶ役者さん達は決まっていますが、スケジュールやギャランティーの問題をリアルにクリアできるかどうかにかかっています。
それでも残った役者さん達に、僕は前回以上に全力を捧げるつもりです。

ものすごく久々に、役者の小沢仁志さんと話しました。
昨日お電話をいただいていたのですが、打ち合わせの連続でとれなかったのです。
小沢さんとは、「週刊ヤングジャンプ」で対談して以来のお付き合いで、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の際、店がどこもかしこも満員で、なんと、ホテルの風呂場で“小沢軍団”と共に盃を傾けたことが、メチャクチャ楽しい思い出です。
以降、次々と作品を主演兼監督されているスタミナには、まったく頭が下がります。

夜、表参道にて、スウェーデンの梶組、モニカに久々に再会。
ファッションモデルとして、今は世界中を飛び回りつつ、将来はゲームのプロデューサーとなるべく勉強しているパワフルガール。
毎回、モニカと並ぶと“人間と猿”みたいになってしまいますが(苦笑)、漫画や映画やゲームといった共通の話題があるので、僕の“なんちゃって英語”でも、かろうじて会話が成立するのです。
いろいろと積もる話ができて、楽しい一夜でした。
レストランから外へ出ると雨。
お店のやさしいおネエさんが、モニカとのツーショットを撮ってくれたうえに、立派な傘をプレゼントしてくれました。
この素敵なレストランは青山の“Suginoko”といいます。

「スウェーデンの梶組、モニカと」


■10月×日
早朝に起きて、脚本のチェックと原稿書き。
久々に健康的であります。
その後、恵比寿へ。

アトレの中にある店をいろいろと回って、誕生日を迎えるスタッフやキャストがいるので、バースディプレゼントを購入。
その後、プライムスクウェアにて、某社のO社長と待ち合わせ、別の某社の役員のHさんもまじえて、“筑紫楼”にて会食。
Hさんとも、初対面のようでいて、話しているうちに、どこかのパーティか何かで出会っていることが発覚、やはり、業界は狭いです。
それにしても、このレストランのフカヒレのランチは、なかなかに美味!

終了後、O社長と共に、久々に渋谷の“すみや”へ。
わかってはいたのですが、レアなサントラをいくつも見つけてしまい……鳴呼! またまた衝動買い。
ただし、抑えに抑えて、あの『スペース・バンパイア』の完全版と、スピルバーグの爆裂的傑作『1941』のみに。
O社長と別れてから、またまた“ルノアール”に入り、脚本チェックの続きをば。

その後、東急インの地下にあるいつものカフェレストランにて、某社の映画プロデューサーのCさんと、僕の監督映画の打ち合わせ。
遅れてN監督も合流して、N監督の映画の脚本打ち合わせを。
実は、この“特殊才能”に溢れたN監督の作品も、僕はある映画祭で観ていることを思い出して、微妙な縁を感じた次第です。
主演女優が決まっていないということで、いろいろと僕なりに思案。
次いで、タクシーをブッ飛ばして、青山にある某社へ。
引き続き、プロデューサーのHさんと、秘密の企画の打ち合わせ。

終了後、発作的に蕎麦が食べたくなり、近くの老舗蕎麦屋へ飛び込みました。
それなりに堪能。
さて、明日から、また大阪にて、映画『なにわん』の撮影中盤戦であります。


■10月×日
午前5時に起きて、東京へ。
新大阪までの新幹線の中では、例によって、音楽を聴いて、ひたすら爆睡。
新大阪の駅で、出迎えに来てくれていたプロジェクトアシスタントのT君と合流して、撮影現場となる町(親愛をこめて、明らかに“街”ではなく、“町”です。そして、僕も田舎者なので、“町”のほうが好きです)へと移動。
駅前のモスバーガーにて朝食後、迎えに来てくれたTOYOKI号で“スタジオクランクイン”の事務所へ。

本日から撮影参加となる梶組大阪女優のRisaちゃんと再会。
彼女が舞台を観に東京に来てくれた時以来ですが、僕にとっては最愛最強の“ソウルメイト”なので、ただただ頼もしい限り。
というわけで、『なにわん』撮影中盤戦のスタートであります。
何といっても、前半戦に比べると、とにかく気候が涼しくなってくれたおかげで、体力的にかなり楽です。
加えて、キャストやスタッフとも、もはや気心が知れているので、ひたすらスピーディに撮影。
事務所近くでの撮影を予定通り終えて、前回も全面的にお借りした駐車場へと移動。

昼食後、撮影を再開。
この駐車場、いろいろと面白い空間があって、ひじょうに絵心を掻き立てられます。
Risaちゃんと堀川龍文君、TOYOKI君と堀川龍文君のアクションシーンなどを、滞りなく撮影。
クライマックスのTOYOKI君と、かの“最強女優”山下珠穂ちゃんの、いよいよこれから! という段階にて、本日はタイムアップ! 残念! 
オレ自身がそこから先を一番見たかったです!(笑)

夜、TOYOKI君、プロデューサーの福井さん、スタイリストの大山さんと、今回ロケ弁を作ってくださったり、お店を貸してくださったりしているもつ鍋屋さんの“わらじ”支店にて夕食。(本店のほうは、明日、撮影で使わせていただくのですよ、ありがとうございます!)
ここのもつ鍋の塩スープは、いや、マジでめちゃくちゃ美味い!!!
特に、〆のラーメンは、おそらく今まで生涯の中で、最高の味!!!
親しい友人達を連れて、必ず再訪しようと心に決めました。
超満腹にて、二つ目の〆の雑炊は、お腹に入らず! 残念無念!

「見た目よりもさらに美味しいよ!」


「この塩ラーメンは、マジで生涯一番美味かったです!」


「いろんな友達を連れてきてあげたい"わらじ"」

事務所にて、後から合流してくれた今回ドライバー担当のヒデちゃんこと、吉本君もまじえて一服。
吉本君が差し入れてくれたシュークリームが、またまた美味でした!
(実は、ガキの頃から、シュークリームには目がないオレです! もしも、死ぬ間際に一番最後に何が食べたいと問われたら、シュークリームと答えるでありましょう)
本日は、例によって、TOYOKI君の御実家にてダウン。


■10月×日
早朝起床にて、TOYOKI号でRisaちゃんをピックアップして、事務所へ。
役者さん達のメイク終了後、本日は、まずは某工場を貸していただいての撮影。
ここもまた、普段はまず目にすることのない機械とかがあって、ひじょうに絵心を刺激されました。御協力、感謝であります。
本日は、いつものカメラマンのF君がお休みで、F君の盟友である、もう一人のT君にカメラをお願いしましたが、やはり、若者は変なこだわりがなく、フレキシブルでとてもよいです。
予定通りに撮影を終えて、事務所近くの路上へと移動。
事務所のアイドル犬のインディー、本日はそれなりに出番が多く、すっかりお疲れ様モードであります。

「『なにわん』の主演の一匹、お疲れです」

昼食は、事務所近くの素敵なバー、“ケルビン”のマスターの御厚意に甘えて、お店にて。
またまた感謝です! なかなか飲みに行けなくてすんません!
昼食後、路上での移動撮影の一部をTOYOKI君に任せて、僕は次のシーンの仕込みであります。
で……昨晩のもつ鍋屋さんの本店“わらじ”をお借りして、本日最後の撮影を敢行。
なんとか滞りなく撮り終えて、ここで、アシスタントのT君に言って仕込んでおいたバースディケーキで、Risaちゃんと福井さんの誕生日を合同祝福。
なんだかんだで、撮影現場でのこういうお祝いが一番好ましく思える自分です。

「合同バースディミニパーティ! 年齢はトップシークレット!(笑)」

夜、TOYOKI君、大山さん、そしてRisaちゃん、福井さんと、事務所近くのいつもの居酒屋にて、誕生日祝いの会食をば。
撮影中盤戦も無事に終了して、僕はまた、一旦東京へとリターンです!

「『なにわん』、撮影中盤戦も無事に終了!」


■10月×日
TOYOKI君の御実家で起床後、アシスタントのT君と合流して、駅前のモスバーガーにて朝食。
撮影したくなるような快晴。
T君に事後を託して、新幹線にて、一路東京へとUターン。いつものように車内爆睡。
その足で、またもや久しぶりに、なんとか自宅へ戻ったものの、処理することが多すぎて、とにかく限界までやるだけやって、あえなくダウン。

いろいろと世間では起きておるようですが、まったくテレビとかを見る時間がないため、すべてネットとかのニュースで知るというていたらく。
それでも、テレビはあまり見る気にならず、DVDにていろいろ映画を観ました。
その後、しばし、楽しい大阪のことは忘れて、仕事(泣!)
いやいや、こっちの仕事も楽しいんだけどね。

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2007年10月上旬 パート2

■10月×日
さて、スタジオクランクイン&オフィス梶制作の映画『なにわん』の撮影初日であります。
天気は快晴、加えて、また真夏のように暑い日。
(梶組というと、毎回“真夏”のイメージが定着しつつあります。その代わり、
雨にやられないのでラッキーではありますが)

前日の島津健太郎さんの衣装合わせの際、なんと、靴のサイズが合わないというハプニングがあり、その緊急対応のため、午前中から“押し押し”でしたが、映画撮影とは常にこんなものであります。
なので、焦らず騒がず、まずはTOYOKI君とインディー(事務所のアイドル犬も当然出演です!)の場面を撮影。
今回カメラマンを務めてくれる新人のF君は、監督の言う通りにきちんと動いてくれるし(これがもっとも重要!)、とにかく絶対に文句を口にしたり、ダレたりしないところが、とてつもなく素晴らしい!
いきなり、こんなヘビィな撮影は初めてでしょうが、多少なりともなんとか糧にして、いいカメラマンに育ってほしいと切に願いました。

特別にお貸しいただいた駐車場を借りきっての、島津健太郎さんとTOYOKI君のアクションシーンの撮影。
島津さんのアクションをナマで見るのは久しぶりでしたが、やっぱり、上手い!
そして、貫禄があります。出演していただいて正解!
午後からは、大阪で活躍中の若手女優、山下珠穂ちゃんにも参加してもらって、撮影を続行。
珠穂ちゃん、オーディション以来の再会でしたが、衣装とも相俟って、すげえキマっていて、性格も“男前”だし、監督としては嬉しい限り!

「TOYOKI君を挟んで、島津健太郎さんと山下珠穂ちゃん」


「梶組最高の悪の華軍団! 左から、木谷淳之君、山下珠穂ちゃん、島津健太郎さん、堀川龍文君」

とにもかくにも、自然光を利用しての撮影なだけに、太陽光線との戦いであります。
皆さんの御協力を得て、なんとか初日の撮影スケジュールを滞りなく消化いたしました。
感謝!

夜、なんと、大阪でも“悪友”の菊地雄一監督と合流(笑)
島津さんも交えて、みんなで会食しました。
ワタクシ、睡眠不足と撮影疲労でフラフラでありましたが、あまりに気のおけない面子だけに、この自然酩酊状態が逆にかなり楽しかったです。
しかし、島津さんと菊地さんと一緒にいると、大阪ではなく、すっかり新宿の居酒屋状態であります(笑)
夜の街に消える島津さんと菊地さんを見送って、TOYOKI君達と、事務所と御実家で、明日の撮影の打ち合わせをば。


■10月×日
撮影2日目。
ほとんど寝ていないので、実はフラフラながら、なぜか、現場に立つと元気が充満してくる、いつもながらのフシギ。
本日は、とある倉庫を借りきっての撮影ですが、この倉庫が、内装の具合といい、光の入り加減といい、実にいいロケセット振り。
ワタクシ、こういう閉塞された空間の中で、何人かの人間がドタバタやるというシチューエーションが大好きであります。
ただし、スタジオセットではなく、ロケセットでの撮影に限りますが。

TOYOKI君、島津健太郎さんに加えて、山下珠穂ちゃん、堀川龍文君、木谷淳之君といった若手役者の揃い踏み。
(今回、自主映画にもかかわらず、島津さん所属のネオエージェンシーさん、珠穂ちゃん、堀川君所属のスプラックスさんには、たいへん御協力いただきました。多謝!)
珠穂ちゃんの“たたずまい”が異様によくて、女優さんのキャラクターを起たせる自信が絶対的にある僕にとっては、かなり撮り甲斐がありました。
プラス、TOYOKI君をはじめとした堀川君、木谷君の躰の張り具合も最高!
さらに、陣中見舞いに来てくださった菊地雄一監督に、敢えて御無理をお願いして、本日のラストカット、なんと贅沢にもカメラを回していただきました。
そして、本日にて、特別友情出演の島津さんはオールアップ!
お疲れ様でした! ひたすら感謝です!

「"特別友情撮影監督"の菊地雄一さん!」

撮影終了後は、またもや廃人同然のワタクシです(苦笑)
睡眠不足と撮影疲労を補うため、夕食は焼肉屋へ。
撮影中は思いきり食欲が湧くので、ガンガン焼肉を食べたところ、少しだけ元気が回復。
そのまま、事務所にて、TOYOKI君と撮影済みのテイクをラフ編集。
しかし、さすがに二人ともグロッキーで、本日は午前1時には作業を終了して、TOYOKI君の御実家にてダウン。
あれ、まだ寝たばかりなのに……と思って目が覚めたら、すでに4時間が経過しておりました。
撮影中は、眠るというより、「意識を失い、そして意識が戻る」とよく言われますが、まさにその通り。
まったくこの仕事は体力勝負であります。


■10月×日
起きると、ドシャ降り。
う〜む、と思いましたが、なぜか、絶対に雨には強い梶組、本当に嘘のように雨があがり、午後から、撮影3日目スタートです。
昨晩、少し頭痛と微熱があったのですが、撮影ができるとなったとたんに、いつの間にかどこかへ(笑)我ながら現金野郎です(笑)

本日は、僕がもっとも気に入った場所でのロケ。
時間がないものの、本日は、TOYOKI君と山下珠穂ちゃん二人だけのアクションの連続で、撮っていて、まことに楽しゅうございました。
とにもかくにも、TOYOKI君の躰を張った演技、珠穂ちゃんのますます磨きがかかってくるキャラクター、そしてカメラマンのF君の真面目さに、ひたすら助けられまくりであります。
というわけで、まずは大阪での前半戦の撮影を、すべて予定通りに終了!

夜、またしても島津健太郎さん、菊地雄一監督と合流。
前回の大阪訪問の折、僕が一気に気に入ってしまったゴスペルシンガー、新井深絵さんの御実家のお店にて会食。
深絵さんも、わざわざお店に来ていただいていて、サイン入りCDをいただき、ただただ恐縮。
(後ほどこのCDを聴かせていただきましたが、とにかくソウルフル! 魂に響く歌声とはこういうことをいうのだと実感!)
お店の料理もメチャ美味で、一同、堪能しまくりでありました。

「新井深絵さんのアルバム! 泣けます!」


「深絵さんの家族の一員、ハナちゃんがジャケットの裏面に。このハナちゃん、最高にキュートです!」

解散後、事務所にて、TOYOKI君とラフ編集。
今夜は、事務所にて、泊り。
明日は、一旦、東京戻りとなります。
現場を離れるのは、ちょっと……いや、かなり寂しいですが、山積みの仕事が待っているので、やむなしです。


■10月×日
午前中、事務所にて、プロジェクトアシスタントのT君と合流。
T君、撮影中は助監督として、よく頑張ってくれました。
とりあえず、大阪に残るT君に事後を託しつつ、またまた(笑)菊地雄一監督と合流して、二人揃い踏みで東京へ。
で……ダメ監督二人、新幹線の中で東京まで爆睡(苦笑)
菊地さんは、どうやらホテルの部屋にゴーストが出現したらしく、そりゃ、寝れまへんわな。

菊地監督と別れて、山積みの雑務を片付けに(泣!)
その後、またフラフラになりながら、なんとか久々の自宅へ帰艦。
当然のことながら、いつの間にか、意識不明に(苦笑)


■10月×日
早朝、意識が戻りました(笑)
さっそく、表参道へとリターン。
事務所に行って、いつもの如く、山のような書類仕事の片付けを続行。
さすがに大量すぎて、電話にも出ず、来客にも出ず、メールの返事も書かず、ひたすら、ただひたすら集中。
なんとか午後一までには一段落というところまでもっていきました。
やれやれ。

恵比寿へ。
ちょっと時間があったので、アトレ内にある“有隣堂”へフラフラと。
いかん、いかん、すべて読む時間はとてもない! と思いながらも、はたまた本を衝動買い。
慙愧の念に駆られつつ、某社の社長のOさんと待ち合わせて、別の某社を訪問。
Oさんの肝煎りで、社長以下、役員の方々と秘密のお話。
その後、Oさんの会社へうかがい、映画プロデューサーのNさんを御紹介いただき、再び秘密のお話。
渋谷まで戻って、発作的に“ルノアール”に飛び込み、少しだけ読書。
何やってんだか。
スタリストの大山直未さんから、映画『なにわん』のヒロイン役のRちゃんの衣装合わせ写真が送られてきたので、すぐさまチェック。
次々と偶然が重なって、ヒロイン役が最愛のソウルメイトのRちゃんに落ち着いたのも、やはりフシギな運命を感じずにはいられません。

夜、電話にて、TOYOKI君達と、映画『なにわん』の撮影中盤戦の打ち合わせ。
そのまま、深夜、表参道のファミレスにて、プロデューサーのMさんと、及川奈央ちゃんの演劇ツアーの打ち合わせを。
脚本家の小林雄次さんが売れっ子なので(これは本当!)、ひたすら脚本を待ちつつ、稽古のことや、音響のことや、照明のことなどを話しました。
これで終わりかというと、まだ終わりまへん(苦笑)
某社に差し回してもらった車で、某セクションへ。
朝まで、ある秘密企画の作業をば。
死ぬんとちゃうか(笑)

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2007年10月上旬 パート1

■10月×日
午前中は、例によっての山のような書類仕事。
そして、また例によって、アッという間に午後に。
かろうじて昼食を摂る時間だけはなんとか確保して、慌しく外へ。
妙な天気。
昨日は地震もあったし。

麹町にある某社へ行って、プロデューサーのTさんと、秘密の打ち合わせ。
この会社へは、ほぼ2年振りに来たことになります。
ものすごくキレイにリニューアルされていて、ちょっと感動。
一旦表参道に戻ってから、再び外へ。

タクシーに飛び乗って、次は新宿。
先日、友人の役者の小田井涼平君から紹介してもらったプロデューサーの三角大さんと、“ニュートップス”にて、いろいろとお話。
涼平君の推薦だけあって、まったく新しいタイプのプロデューサーで、目指す方向が僕とひじょうに似ていて、意気に感ずるところが多い、とても才覚才能のある方。
かなり面白いことが一緒にやれそうです。
またまた乞う御期待!

菊地雄一監督と合流して、旧知の女優のMちゃんと、別の女優のMちゃんと“なかなか”にて会食。
いろいろと業界内の話をば。
監督も役者も、たまには、こういう“ガス抜き”が必要なのです。

Mちゃんと、“女優さんの道の選び方”についての話で、意見が一致。
10代後半から20代前半の時に、何を捨て、何を選ぶかで、その後の女優人生が大きく変わってくることが多いのです。難しいのは、その年代では、何が正しくて、何が間違っているか、なかなか正確な判断が下せないということです。
しかし、ある程度の人生経験のある僕やMちゃんには、どの道を選んだほうが将来的に絶対いいか、ほぼ確実にわかっているのです。(いや、これは僕やMちゃんだけではなく、様々な女優さん達の人生が、歴史の真実として証明しています)なので、できる限りのアドバイスをしてあげるわけです。
が……残念ながら、まだまだ若い子達には、その言葉がリアルなものだとは感じられず、「絶対に自分が正しい、わたしは正しい道を選択している」と盲信してしまうのです。
そして、数年後、自分の選択が間違っていたことに気づいた時には、すでに遅く、様々なチャンスは、別の若い子達の掌中に渡ってしまっているのです。
そういう間違った選択をして、かなりの才能があるにもかかわらず、結局は、女優業から去っていった子達を、ずいぶん見てきました。
本当に惜しいことだと思うのですが、“覚悟”を持ってどの道を選ぶかも、残酷ではありますが、また才能の一つなのでしょう。

表参道に戻り、引き続き仕事。
TOYOKI君と、電話にて自主映画の打ち合わせを。
今日もろくに寝れませんなあ(笑)
でも、好きなことをやっているので、別に構わないのです。

香港で買ってきたツイ・ハーク監督『TheButterflyMurders』のDVDを観ました。
まだ、CGなどが使えない時代の作品ですが、ツイ・ハーク監督、すでにこの頃から、後年の“天才”振りを彷彿とさせる映像作りを行っています。

「すでにこの頃からツイ・ハークのテイストが炸裂!」


■10月×日
例によって、午前中は書類仕事を黙々と。

午後、いつもの表参道のカフェにて、某誌の担当編集者のSさんと打ち合わせ。
実は、二人でリベンジ計画を練っているのです(笑)
続けて、別の某誌の担当編集者のFさん、ライターのYさんと共に、プロボディボーダーの甲地由美恵さんをお出迎え。
ちょっと早いのですが、本日は、甲地さんのバースディディナーなのです。

場所を近くのレストランに移して、甲地さんをオヤジ三人で囲んで(笑)会食。
『情熱大陸』に出演されてからというもの、各メディアからの甲地さんの注目度はいちだんとアップしていますが、彼女自身は出逢った時から何ひとつ変わらず、いつもながらパワフルで、ボディボードに人生のすべてを捧げていて、本当に頭が下がりっぱなしです。というわけで、僕が偉そうにもプロデュースさせていただいた彼女の自伝が、近々発売になります。
これまた乞う御期待!

「尊敬する友人、プロボディボーダーの甲地美恵さんと」


■10月×日
早朝に起きて、書類仕事の続き。
ラッシュを避けて、久々に自宅に戻りました。
自宅の前庭に名も無き白い花が。
(いや、本当はもちろん名前があるのですが)

「自宅の庭の名も無き白き花」

例によって、DVDで映画を観まくりました。
僕的には、やっぱり、各映画のメイキングが面白いです。
どうしようもないことを言っているアホな関係者もいたりして(笑)その映画全体の本当の“性格”がよく見えるからです。

仕事が山積みなので、夜には表参道へリターンです。
で、原稿書き(笑)


■10月×日
多忙により、本日は歯科医院をキャンセル。
大阪での自主映画の撮影が迫ってきているのと、原稿の締め切りもあるので、いよいよもって寝ていられない状況です。
……って、毎度のことですが(苦笑)
まあ、好きなことをやっているので平気です。
……と、自分自身に気合を入れてます(笑)
でも、先日、甲地由美恵さんが、「男の人は“わたしが助けてあげなきゃ”と思うくらいじゃないと、案外ときめかない」とおっしゃっていましたが、オレはけっこう何でも手前でやっちゃうからなあ……誰もときめいてくれない、きっと(泣!)

午後、いつもの表参道のカフェで、某誌の担当編集者のFさん、新人漫画家のNさんと打ち合わせ。
Nさんが、僕の原作に沿って、自主的に描いてきてくれたキャラ表が素晴らしい!
なんとか編集会議を突破して、このNさんの才能を世間に知らしめたいものです。
次いで、先日に引き続き、プロデューサーの三角大さんとお話。
今は舞台をメインに作られている方ですが、作品を多角的に視る眼を持ってみえるので(プロデューサーには必須の資質!)、いろいろと御相談。

夜、久々に神保町へ。
さらに久々に某誌の副編集長のNさんにお会いして、まずは、いつものカフェにてお互いの近況報告など。
その後、Nさん行きつけの鮨屋に移動して、より積もる話を。
このNさんは、僕がもっとも信頼している編集者の一人なので、彼がどこに異動しようとも、変わらない付き合いを続けていくつもりでいます。
明日が早いため、残念ながら、今日はここで打ち止め。

表参道に戻って、原稿の続き。
なんとかアップして、担当編集者のFさんに送付。
その後、いよいよ明日から大阪入りなので、その準備をば。
また、寝れねえなあ(苦笑)
眠気覚ましは、本日あがってきた及川奈央ちゃんの“全国クラブサーキット演劇ツアー2007”『ナイトメス』の、グッとくる(笑)フライヤー。

「及川奈央ちゃんはこういう画が最高にサマになります」


■10月×日
1時間ほど仮眠をとってから、早朝、東京駅へ。
プロジェクトアシスタントのT君と待ち合わせて、始発に近い新幹線にて新大阪へ。
周囲はサラリーマンの方々でいっぱい。
駅弁の朝食を摂って(なんだか久々で新鮮!)、音楽を聴きながら眠っている間に、アッという間に到着。
連休前か、地下鉄の駅がメチャ混みで驚き。

大阪の某街にて、今回の自主映画の主演兼共同プロデューサーのTOYOKI君と合流、さっそくロケハンへ。
小なりとはいえ、TOYOKI君の人徳とコネクションで、普通では使用できない場所を押さえてくれたりしていて、感謝!
大阪ならではの定食屋さんや喫茶店(間違ってもカフェではありません!)で昼食やお茶をしつつ。

「大阪のこげな風景が嬉しい」


「大阪のこげな定食屋が嬉しい」

しかし、大阪には、本当に“画”になる場所が多いにもかかわらず、なかなか撮影許可が下りないそうで、本当に残念です。
(かの映画『ブラックレイン』でも、もっともっと大阪での撮影許可が下りていれば、大幅に大阪という街のイメージアップがはかれたはず!)

夜、特別友情出演してくださる友人の役者さん、島津健太郎さんをピックアップ。
そのまま、いつも行く居酒屋にて、もう一人の共同プロデューサーでもある福井喜子さん、スタイリストの大山直未さんも合流して、会食。
その後、ホテルにて、島津さんの衣装合わせを行った後、TOYOKI君達の事務所へ。
(それにしても、超低予算にもかかわらず、この直未さんの衣装が素晴らしい!) 
アイドル犬のインディーと遊びつつ、明日からの撮影の打ち合わせをば。

「大阪事務所"スタジオクランクイン"のアイドルです」

泊りは、TOYOKI君の実家にお世話になります。
とはいえ、もちろんのことながら、ほとんど寝れまへん。
“現場大好き”の身としては、例によって、修学旅行前日の小学生の気分であります(笑)

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2007年9月下旬 パート2

■9月×日
朝から原稿の続き。
某誌のパイロット用の企画プロットです。
前回提出したものが、あえなく編集長に没をくらってしまったので(苦笑)またリベンジであります。
リベンジマニア(笑)の僕は、まったく苦になりません。
仕上げて、担当編集者のSさんに送付しました。

午後、事務所のアシスタントのFさんと打ち合わせ。
その後、某事務所の社長のKさんと、JCMのオフィスに行って、僕のマネージャーである、これまたKさんとお話。
終えた足で、青山の某社にて、プロデューサーのHさんと打ち合わせ。
打ち合わせマニア(笑)でもあります。

夜、新宿にて、“悪友”(笑)の菊地雄一監督と待ち合わせて、久々の“菊地会”。
菊地さん、僕、役者の唐橋充君(『仮面ライダー555』!)、八戸亨君(『富江VS富江』、秋の新番組メインレギュラー!)、水野大君(舞台『犬神戦記』主役)、スーツアクターの和田三四郎君(『ウルトラマンメビウス』のメビウスその人!)、そして、女優のYちゃん(映画に舞台に活躍!)、もう一人のYちゃん(モデルとしても活躍!)、Sちゃん(映画とCMで活躍!)、Lちゃん(実は歌手!)というメンバー。
というわけで役者さん達は、みんなとてもいい若者達で、僕と菊地さんの二人がダメな大人の図(笑)

「ダメな監督二人と素敵な役者さん達の図」

最初は初対面同士で緊張の合コン状態でしたが(笑)結局は同じ世界の住人ということで大盛り上がりに!
しかし、僕にとってはこれも大切な“縁”です。
知り合った若い役者の皆さんとは、いずれきっと仕事をすることになるでしょう。

さらに終電を諦めたダメな(笑)メンバーで、菊地さん行きつけの、いつもの隠れ家バーへ。
偶然にもマスターの藤田さんの誕生日。
“炎のバーテンダー”と呼ばれる藤田さんの作るカクテルは本当に最高!さらに料理がメチャ上手いのです!
今宵もカレーが超美味で、お弟子さんが作ったチョコレートケーキがまた大人の味で良!
いやいや、例によって楽しい一夜でありました。
帰る方向が同じの八戸君と一緒にタクシーで。
八戸君から、僕が以前一緒に仕事した女優のMちゃんが、同じ事務所の所属で仲もいいという話を聞いて、またまた父親のように懐かしくなりました(笑)


■9月×日
午後、目黒にある某社に行って、社長のOさんと密談。
このOさん、見かけによらず(失礼!)、ある会社を買収した大会社の役員でもあるのです。

その後、品川にて、役者のK君と待ち合わせ。
K君に頼むはずだった所用がキャンセルになり、申し訳なくも待機を。
その間に、短い打ち合わせと、歯の治療を済ませました。
しかし、K君ではありませんが、品川駅近辺は、次々と新しい店などができていて、散策するにはかなり面白いです。
再び、K君と合流し、表参道の知る人ぞ知る蕎麦屋にて夕食。
それをギャラ代わりにして(笑)K君に別の所用をお願いしてしまいました。

明け方、映像仕事の企画書を作りました。
いつも思うことですが、漫画にせよ映像にせよ、なぜか常に締め切りまで間がありません。
つまり、依頼するほうも、「急に決まる」ことが多いということでしょうね。
ここで、すぐに対応できるかどうかが、実はプロとアマの大事な差……ということを20年かけて学びました(笑)


■9月×日
書類仕事を片付けていたら、アッ! という間に午後!
ほとんど寝ないで、朝早く起きているのに、なんちゅうこっちゃ!
やることが多すぎるわけですね。
何をやっているかといえば、実現するにせよしないにせよ、やらないと何も始まらないので、「映画の企画」「テレビの企画」「舞台の企画」「漫画原作の企画」、この4つを同時進行させているのです。
プラス、年内中には第1弾が発売予定ですが、「本のプロデュース」という仕事もあります。
「舞台」と「本」は、以前から考えていた新しい仕事です。
とはいえ、何度も書いていますが、究極の“現場好き”なので、「無理にでも現場を作ってやる!」ということで(笑)、自主映画までやってしまうアホです、
オレは。

夕方、赤坂へ。
未だに真夏のように暑いのは、やはり、異常気象なのでしょうね。
なんでも10月までこの暑さが続く可能性があるとか。
“日本亜熱帯化”は、もはや、逃れることのできない現実でしょう。
秋がなくなってしまうのは寂しいですが。

書店を覗いて、ノンフィクションと海外ミステリーを、またまた衝動買い。
その足で、某社のプロデューサーのMさん、Kさんと、秘密の海外企画の打ち合わせ。
本当に何かとボーダーレスになってくれて、ありがたいと思う今日この頃です。
僕は、あくまでも裏方ですが、まだ無名でも、十分に起爆力を持った日本の若い役者さん達を、できるだけ海外に出していくお手伝いができればと。
でないと、日本の現状では、本当の“映画俳優”が育たないと思うのです。

少し時間が空いてしまったので、赤坂の一角にある行きつけの隠れ家カフェへ。
例によって、漫画原作の企画を練りつつ、隣に座ったお客さん達の会話を、それとなく聞いて、情報収集(笑)
どうやら左隣は僕もよく知っているCMのコピーライターの方々、右隣は銀座にお勤めのお姉さん方で、いやいや、すげえ取材になりました(笑)
ちなみに、このカフェ、“和栗モンブラン”がおいしかったりします。

「和栗のモンブランが美味だったりします」

表参道の行きつけの鮨店にて、某アパレルメーカーに勤務するMちゃんと、久々に会食。
まったく別業界の人の話を聞くのはとても面白いし、何かと教えられるところ大なのです。
それにしても、Mちゃんはとても独特なセンスの持ち主で、たぶん20年後くらいにはバリバリの女性社長になっているタマとみています(笑)
その時は、僕の映画に投資して下さい(笑)
Mちゃんの親友で、デザイナーのEちゃんも合流して、最後は久々にカラオケで朝まで。
同年代のオヤジ達と行くと、絶対に聴くことのできない歌を聴けて、これまたよかったです。
外へ出ると雨。

すでに完全に朝でしたが、演劇ツアーのプロデューサーのMさんから、撮影されたばかりの及川奈央ちゃんのフライヤー用スチールが送られてきていて、それをチェックしました。
新宿界隈でロケされた写真は、どれも雰囲気があって、秀逸!
選ぶのにかなり迷いました(本当はすべて使いたいくらい!)。
乞う御期待!
う〜む、しかし、少しは寝れるのか、オレ(笑)


■9月×日
夕方まで、ひたすら、書類仕事をかたづけ、原稿を書き続けました。

で、四谷三丁目へ。
『ハツカレ』の衣装合わせの時に足を運んだ街ですが、それ以来になります。
駅近辺にあまり喫茶店系がなく、ウロウロ。
ようやく“風月堂”を発見して、そこで女優のAちゃんと待ち合わせ。
Aちゃんと、特製ビーフシチューを食べつつ(これが、特製というだけあって、けっこう美味でした!)、いろいろと話しました。
若いに似合わず、彼女の読書量と演技を勉強しようという強い意欲、何よりもその“覚悟”に、わかってはいましたが、かなり感心しました。

脚本家の小林雄次さんと合流して、“劇団ブギウギ”の稽古場を訪問。
座長の小川信太郎君をはじめ、同じく『犬神戦記』にも出演していただいた本倉さつきさん、佐藤秀樹君、水野大君に再会。
稽古は、まだ2回目というにもかかわらず、役者さん達がかなり安定していて、こちらもとても勉強になりました。
さらに、さつきさんのファンである某出版社の編集者であるNさんも登場。
(さつきさん、知る人ぞ知る、かつて連続テレビ時代劇で主役を張った方なのです!)
僕的には、足の怪我がかなりよくなられていて、そのことに一安心。
恒例の稽古後の飲み会にも参加させていただき、そこに、音楽の秦さんも参戦。
(今回のお芝居の秦さんの音楽も、正直、かなりいいです)
本当はもっと信ちゃん達と話していたかったのですが、明日が早いため、終電で帰りました。


■9月×日
雨。
そして、寒い。
いきなり秋というか冬になってしまった感じですね。
僕の“付き人”をやってくれている役者のK君と共に、タクシーで三宿へ。
『犬神戦記』の稽古で来た街ですが、深夜に“ラ・ボエム”で打ち合わせしたりしているので、勝手知ったる土地でもあります。
“世田谷ものづくり学校”へ。
なんとなく存在は知っていたのですが、入るのは初めてです。
(パン作りの教室とかもあって、なかなかに面白いです!)

『パッチギ!』『フラガール』等、ヒット映画を連続してプロデュースされている、旧知のシネカノンの李社長の御依頼を受けて、その李さんが主催されている映画学部プロデューサーコースで、お話をさせていただきました。

「教室が昔の小学校風で楽しいひとときでした」

李さんは、安易な原作主義に流されつつある日本映画界にあって、ひじょうにオリジナルの企画性を大切にされている方で、僕がずっと注目し続けている数少ない映画プロデューサーです。
その方が、未来の映画プロデューサーを養成されているとあっては、これは微力なりともお手伝いしなければ、嘘になるというものでしょう。
ただ、僕の与太話が、優秀な生徒さんのためになったかどうか、かなり冷や汗モノではありますが……。
いずれにせよ、久々に李さんともお会いできて、楽しいひとときでした。
感謝です。

終了後、役者のK君にバッタリ。
なんと、俳優コースに通っているとのこと。
さらに、先日お会いしたばかりの女優のTさんにも、続けてバッタリ。
さすがに驚きましたが、やはり、業界は狭いということでしょうか。
とはいえ……。
現役で活躍されている役者さん達が、敢えて俳優コースで勉強されているというのは、かなりよいことです。
海外では当たり前のことなのですが、あまり日本の現役の役者さん達は、演技のレッスンを受けていない傾向が強いので。(それじゃ、ダメなんだけどね)

「二つのコースがあるそうです」

付き人のK君と、近くのレストランで昼をとった後(やっとまともに食事が!)、一旦表参道に帰艦。
大阪のTOYOKI君と電話で自主映画の打ち合わせをするやいなや、すぐに飛び出して、今度は銀座へ。

昨日に続いて、女優のAちゃんと待ち合わせて、“コージーコーナー”にて、さらに友人の役者の島津健太郎さんを待ちました。
島津さんと合流して、三人で“ル・テアトル銀座”へ。
舞台『産隆大學応應団』を観劇しました。
今井雅之さんのエンタメ魂炸裂のお祭り的舞台で、いつもながらかなり楽しめました。

「いつもながらの"今井節"炸裂の一大エンターテインメント!」

今井さんはじめ、東貴博さん、脇知弘君、そして島津さんと同じ事務所の隈部洋平さんなど、とにかく芸達者揃いで、安心して観ることができたのが一番です。
終了後、場所を新宿に移して、お疲れ様の隈部さん、事務所の社長のIさん、マネージャーのTさん達と一緒に会食させていただきました。

帰ってから、再び、電話にてTOYOKI君と自主映画の打ち合わせ。
自主映画でも、やることはプロの映画と基本的には同じ。
ああ、今日も寝る時間がまったくねーや(苦笑)

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