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2007年12月中旬 パート2

■12月×日
本日も珍しく(笑)自宅。
外は大快晴で、窓から富士山がキレイに見えるも、朝からひたすら真面目に原稿を書きました。
完全作家モードのワタクシです。
書くこと、あまり好きじゃないけどね(笑)
BGMは、ボブ・ディランとリック・スプリングフィールドのライブ。
……って、どう考えてもオヤジ世代ですわ。

合間に、『ツインピークス』のDVDにて、特典映像のみ鑑賞。
デヴィッド・リンチをはじめとした貴重なインタビューが収録されていて、往年の大ファンとしては、ひじょうに嬉しい仕様。
それにしても……15年経っても、まったく美しさが衰えていないローラ役のシェリル・リー、当時男子全員が憧れたシェリー役のメッチェン・アミック、ああ、しかし、キュートなルーシー役のキミー・ロバートソンの変貌振りには……!
女優というのは、その後、誰に出会い、どのように仕事をこなしていくかで、こんなにも大きく変わってしまうのですね。

「第1シーズンは、今観てもまったく色褪せてません!」

及川奈央全国演劇ツアーは、本日は岡山公演。
金山君より、本日も満席、無事に公演終了の連絡があり、ホッとひと安心。
というわけで、以下、金山君レポートであります。

岡山レポートです。 本日は岡山県にあるライブハウス「MO:GLA」さんでの公演でした。 浜松から新幹線に乗って名古屋で乗り換え約2時間30分の移動でした。
新幹線内では途中からみんなで座席を向かい合わせにしてトランプして盛り上がってました(笑)
岡山駅に到着後みんなお腹が空いていたので、駅ビルにある蕎麦屋さんへ入りみんなでお蕎麦を注文。
その後タクシーにてホテルまで移動なんですが毎回これが大変なんです。
大きなスーツケース4個を一台のタクシーに積むので、トランクにギッシリ入れても蓋が閉まらないので紐で強引にとめてもらっています。
今日の運転手さんは、母親くらいの女性の方でお話が面白い方でした。
本日の会場「MO:GLA」さんでは今回のナイトメスのチラシやシャツを作って頂いた所でもあるんです。
そして本日も満員御礼となりました!お客さんはじっくりと頷きながら見て下さる方々もいて我々出演者の集中も上がっていました。
そしてトークショーでは、芝居でサキを演じた及川さんのいろいろなお話が皆さんにとても好評です。
僕も司会としてもっと及川さんの魅力を皆さんにお伝えできるように頑張ります。
終演後、撤収作業も終わり皆さんでそのまま会場内で打ち上げとなりました。
こちらのお店の料理がとても美味しくて話がどんどん盛り上がっちゃいました(笑)
岡山の皆さんも本当にいい方ばかりでとてもいい公演でした。
皆様お疲れ様でした、そしてありがとうございメス!


■12月×日
本日も自宅。 そして、真面目に原稿。
(ああ、完全に躰が作家モードに……いいんだけど)
BGMは、昨日からずっとボブ・ディラン。
ノルマ通りにアップして、担当編集者のRさんにメール送付。

ひと息ついて、メールをチェックしたら、別の某誌の担当編集者のSさんからメールが届いていて、先日出した原作が、めでたく編集長に通ったとの旨。
とりあえず、第1関門は突破でありますが、原作に合った漫画家さんを探さねばなりませんし、アンケートで上位を獲得しなければ、短期集中連載で終わってしまうので、まだまだ遠い道程であります。
その道程でもいろいろと楽しいことがあって、ぜんぜん嫌いじゃないんですが。
(没くらったり、連載が打ち切りになったりしたくらいでは、いつの間にか20年選手のワタクシ、まったくメげない体質であります……というか、無人島に行っても、漫画家さんや読者とかいなくても、間違いなく漫画原作は書いてるでしょうからね、オレ)
で、勢い余って、以前からチビチビと書いていた原作を一気に仕上げて、また別の某誌の編集者のMさんにメール送付。
果たしてどういう返答があるか、楽しみ。

BGMに使っていたついでというわけではないのですが、例によって買いっ放しになっていたDVDで、マーティン・スコセッシ監督『ボブ・ディラン〜ノー・ディレクション・ホーム』を観ました。
ミュージシャンのノンフィクションムービーを撮るなら、これくらいやらないと嘘だね! という最高の見本でした。
しかし、凄まじいブーイングを受けながらも圧倒的な演奏を見せる若き日のディラン、イギリスでのライブ映像は貴重!

「あの『ラストワルツ』以来のスコセッシ監督の傑作!」

さて、我らが『ナイトメス』は、本日は、西の本丸とでもいうべき大阪公演。
う〜む、ある意味、オレのフィールドでもあるし、ついて行きたかったなあ。
役者のみんな、楽しそうだし(笑)
しょせん、監督とか演出家とかは孤独です。
その分、次なる現場を作り、新しい役者さん達と組む自由があるわけですが。
というわけで、いつも通り、金山君のレポートです。

今日は大阪公演です!会場は「なんばROCKET」さんです。
まずは岡山から新幹線にて新大阪へ。
多少みんな疲れが見えますね。
それでもみんな元気に楽しくはしゃいでます。
皆さんイタズラ好きですからね(笑)
新大阪に到着しジャンボタクシー(大きなワンボックスタイプのタクシー)に乗ろうということでジャンタク乗り場へ。
なんと偶然にもそこにいたジャンボタクシーの運転手さんが及川さんの馴染みの運転手さんでビックリ!
そしてタクシー乗り場にファンの方々が待っていたのでサインをしたのちタクシーに乗り込みました。
ジャンタクっていいですね、荷物も余裕で積めますし乗り心地もいいですし。とっても助かります。
宿泊先のホテルにチェックインして会場に向かうまで、いつもはすぐに向かうんですが今日は2時間程余裕がありましたのでみんなそれぞれ体を休めて準備いたしました。
そして本日の会場「なんばROCKET」さんへ到着。

「こちらが"なんばROCKET"さん」

本番に向けての段取りはもうスタッフさんも、僕達出演者も手慣れてきており何の心配もないです。
そして開演!毎回5分前に及川さん、唐橋さんと手を重ねて「ナイトメス、ファイ!」「オー!」と気合いを入れてます。
もちろん演出の梶さんがいる時は4人でやっている大事な儀式です。
直前になり舞台監督さんから「本日満員です!」との情報が… そしてカーテンコール。
会場内ビッシリのお客さんで後ろは立ち見の方々が多く皆さんからたくさんの拍手と「良かったよ!」という言葉をいただき、我々3人のお芝居が大阪で喜んでいただいたことに大変感激いたしました。
このお芝居をもっともっと沢山の場所で沢山の方々に見ていただきたいです… しかし残り3公演。
熊本、福岡、広島の皆さんに喜んでいただけるようにみんなで力を合わせて頑張って参ります!
本日の打ち上げは及川さんおすすめのお店へ!
BARなんだけど料理が抜群に美味しくて感激!
とにかく及川さん、唐橋さん喜んでましたね!
明日は移動日、今回のツアーで初めてみんなでゆっくりできる一日です。
熊本でゆっくりとみんなで過ごす予定です!
何して過ごすかは次回の熊本レポートにて報告させていただきます。
大阪の皆様本当にありがとうございました!
また皆さんとお会いできるのを我々出演者とても楽しみにしています!


■12月×日
早朝に起きて、途中まである映画のDVDをチェックしてから(仕事の参考用なので、タイトルは内緒であります)、慌てて外へ飛び出し、表参道へとUターン。
久々に日中に戻りましたが、クリスマスが近いということもあって、すでにすげえ賑わい。
また、事務所に着くまで、いつもの倍の時間がかかってしまう季節が。
荷物を置くやいなや、すぐにまた外へ。

中目黒にて、舞台プロデューサーの和田小太郎さんと打ち合わせ。
(本日、和田さんがプロデュースされている『聖の夜』が、中目黒のウッディシアターで初日だったのです。初めて行く劇場でしたが、本当に“ウッディ”で、小さいながら嫌いな雰囲気じゃなかったです)
劇場近くのナチュラルカフェにて。(ここのハニージンジャーが美味かった!また来てみよう)
諸々の事情から和田さんが急遽準備してくださった脚本が、かなり僕好みのテイストで出来もひじょうによく、これでいくことに決定。
というわけで、本日はキャスティングの固めに入りました。
途中、某大手芸能プロダクションのマネージャーのMさんにも加わってもらって。
脚本を読んだ段階で、僕の中である程度キャストのイメージは見えていたのと、今度はどの役者さんと組むかという構想自体は、すでに『ナイトメス』の稽古を終えた時点から考え始めていたので、それを通すことに。

その後、女優の深華ちゃんと会って、以前から目をつけていた青山の“莉境庵”にて夕食を摂りつつ、打ち合わせをば。
(予想に違わず、いいお店でした。店員さん達の接客マナーの悪くなかったし)
金山君は旅の空の下で楽しくやっているはずなので(笑)、せめて深華ちゃんには美味いものを食べてもらって、よい仕事の話をしてあげねばと。

帰ってから、本日は、いつも山のように送っていただいている漫画雑誌を、次から次へとチェック。
(日本で出版されている漫画雑誌のほとんどをお送りいただいているので、“勉強”には事欠かないのですよ)
BGMは、先日自宅で見つけた『“あしたのジョー”ソングブック』。
今の世代は『はじめの一歩』なのでしょうが、やはり、『あしたのジョー』ほどの作品には、未だかつて巡り会ったことはありませんし、同意見の人達は多いでしょう。
『あしたのジョー』は主題歌挿入歌のすべてが名曲という、やはりおそろしい作品ですが、個人的には、原作者の梶原一騎先生が作詞を担当された唯一の歌“グッバイジョー”、作家の村上龍先生が作詞を担当された“KO(ノックアウト)”、荒木一郎さん作詞作曲のアニメ『あしたのジョー2』の主題歌“傷だらけの栄光”がグッときます。


■12月×日
アマゾンで思わずボブ・ディラン関連本『ライク・ア・ローリング・ストーン』を買ってしまいました。

「思わず買ってしまいました!」

ストーンズのライブDVDでも、この名曲が歌われていたりしたので、ついつい。
(……というか、毎日、聴きまくっています)
で、午前中は、あるテレビドラマの企画書を仕上げて、プロデューサーのSさんにメール送付。
ハッと気がつくと、またまたタイムアップで、慌てて外へ。

いつものカフェにて、「コミックチャージ」の古里さんと打ち合わせ。
(古里さんに担当してもらった甲地由美恵さんの自伝『聴こえなくても私は負けない』が、いよいよ明日書店に並びます)
終えた足で、渋谷までテクテクと歩き、某社に行って映画プロデューサーのHさんと打ち合わせ。
その後、渋谷内で場所を移動して、某大手芸能プロダクションのプロモーターのSさんと打ち合わせ。
Sさんのプロダクションと、いろいろと繋がりが深いことがわかって、またまた業界は狭いなあと。
しかし、かつて僕が大好きだったある女性シンガーのSちゃんが、いつの間にか引退していたことを知って、ちょっくらショック。
復帰してくれないかなあ。
終了後、今度は新宿へ。
脚本家のHさん、映画プロデューサーのIさんと、久々に“戦友”打ち合わせ。
その後、全員で、いつも行く沖縄料理店にて会食。
(ここの沖縄料理の定食が美味いのですよ!)
本日は打ち合わせの一日でありました。

おっと、金山君から『ナイトメス』の熊本公演レポートが。
(ここまで離れてしまうと、どうしても、もはや役者さん達のもので、オレにとっては遠い出来事になりつつあります。教訓=現場についていけない仕事は、もう二度とやらないこと〜笑)

本日の舞台は熊本市上通町にある「BATTLE-STAGE」さんです。
ステージが広くて天井も高く、照明も綺麗なライブハウスです。
楽屋が1つ下の階なので芝居が始まるとずっと袖で待機となります。
袖での必需品は鏡とタオルとミネラルウォーターです。
今回で12公演目となりみんないろいろと慣れてきてます。
でももちろんお芝居に対しては緊張感をもって全力でもっとよくなるようにみんな考えています。
たくさんのライブハウスのステージに立たせていただけることやいろんな土地でいろんな方々に支えられていることにとても感謝しています。
本日の公演も無事に終えることができました。
終演後及川さん、唐橋さんがおっしゃってた昨日の熊本での観光で、安らぎと人の優しさを受け芝居にそれが活きてきたと言ってました。
昨日は大阪から熊本への移動日だったんです。
今回のツアーで唯一みんなでゆっくり過ごせる一日となったのです。
JALで熊本に着いたのち、タクシーでホテルに向かい、その車内で「草枕温泉」に行くことに決定!
露天風呂から眺める雲仙普賢岳のシルエットに日が沈む瞬間の空の色、遠くに見下ろす街の夜景、空には月と星が輝き全てを忘れてしまう程の美しい眺めでした。
その後再び先ほどの運転手さんのタクシーに乗り込み、(とてもいい方でしたので帰りにも乗る約束をしていたんです。ちなみに個人タクシーの方です。)運転手さん差し入れの熊本みかんを食べながら(僕達が温泉に入ってる間に知り合いの方からみかんをもらってきてくれたんです!)運転手さんにお任せしてドライブして帰ることに。
まずは加藤清正公の像がある高台に車を止め、みんなで熊本の美しい夜景を見て感動していました。
次に車で「本妙寺」に訪れ、みんなそれぞれお寺の優しい不思議な雰囲気に感じるものがあったのではないでしょうか。
お参りしたのち次に「熊本城」へ。

「"夜の熊本城"ですね」

とっくの昔にタクシーのメーターは止まっており、運転手さんも一緒に観光しながらいろいろ歴史にまつわるお話をしていただきました。
そしてホテルへと到着。みんなで車が見えなくなるまで手をずうっと振ってお別れしました。
浅田次郎氏の小説ではないが、あのときの帰りの寄り道にはほとんど他に人が居なくて、我々だけがその場所にいることが不思議な感じでした。
素敵な場所を案内して下さったあの運転手さんはもしかすると、幻の人物だったのかもしれません……なんて思う程の素敵な時間をプレゼントしていただきました。
及川さん、唐橋さん、及川さんのマネージャーの高倉さん。みんなとても素敵な方です!
残り2回の公演となりましたが、福岡と広島で初日を待って下さってる皆さんのためにも全力で頑張ります!
熊本のみなさん!本当にありがとうございました!


■12月×日
早朝に起きて、ささっと書類仕事をば。
慌てて外へ飛び出し、本日も品川の歯科医院。
先日に続いて、下の前歯の治療。
先生の手際は、いつもながらスーパーいいものの、さすがに“仮歯”では、あまり気持ちがよくないです。
年内中になんとか“完全な歯”になる予定ではありますが。

午後、新宿の某カフェへ。
脚本を読んでいたのですが、片隣では某小説家の先生と編集者が打ち合わせ中、別の片隣では某女優さん同士が会話中で、まったく集中できませんでした(笑)
席が近いので、聴く気がなくても、会話がまるまる聴こえてしまうわけですが、有名作家さんも有名女優さんも、やはり、悩みを抱かえた同じ人間なんだなあ……といつもながらの感慨。
で、女優の斉川あいちゃんと待ち合わせて、前々から約束していた“本屋巡り”へ。
……って、結局、一軒しか回ることができなかったので、ぜんぜん巡ってねーけど(笑)
あいちゃんも僕に負けず劣らずの本好きなので、本屋に入ったきり、互いにまったく別々のフロアにて本を物色。
ハッと気がつくと、一気に数時間が経過!
かるく食事してから、炬燵で読書するというとても羨ましい(笑)あいちゃんと別れて、急ぎ原宿へタクシー移動。

原宿にて、ある秘密の打ち合わせをば。
資料をドカッともらってしまい、さらに買った本も合わせると、大荷物に!
よろよろと事務所に戻ると、今夜は『UltraSeven X』の打ち上げということで、関係者の皆さんから御連絡が。
なんとか二次会には出られそうだったので、急いで電車にGO!
祖師ヶ谷大蔵の某店にて、二次会の途中から参加。
とりあえず、今年の〆として、メインキャストとメインスタッフの皆さんに再会できて、よかった〜!
三次会は、エリク(与座重理久君)、トム(脇埼智史君)、八木毅監督、脚本家の金子二郎さん、なぜかデザイナーの酉澤安施さん(笑)、そして僕という面子で、お好み焼き屋にて。
さらに、四次会は、エリク、トム、またまたなぜか酉澤さん(笑)、そして僕という不思議な面子で、延々と始発まで。

朝帰ると、本日は『ナイトメス』福岡公演を終えた金山君から、以下のレポートが。
金山君のレポートだけでしか、まったく接点がなくなってしまったので、もはやほぼ完全に別世界やなあ(笑)
演出家とか監督とかは、しょせん孤独な商売です。
ですが、一瞬の感傷に浸っている暇もなく、待ってくれている新しいスタッフ&キャストのために、次の仕事へと向かわねば!

本日13公演目となるステージは福岡県にある「LIVE HOUSE CB」さんです。

「福岡の会場です」

熊本から高速バスに乗っての移動だったのですが初のバス移動だったので新鮮で楽しかったです。
熊本での宿泊先のホテルも素晴らしく良かったのですが、福岡のホテルもかわいくて素敵です。
福岡は僕の出身地でもありますので特に気合いが入りました。
そのせいかトークショーでは僕らしからぬトークで盛り上がり、とても気持ちよかったです!(笑)
このツアーで深まったみんなとの絆が、お芝居やトークショーに表れております。
いつも一緒に移動して、楽屋入って、公演して、打ち上げして、ホテルの朝食バイキング食べて、交換日記書いて…。
次で千秋楽ですね。
今日の打ち上げでは、水炊き鍋ともつ鍋を食べました。
とても美味しかったのですが、これまでのツアーのいろんな出来事を振り返ったりしてみると大変な部分もあったけどみんなで力を合わせて頑張ってきたので、この一座が終わってしまうことの寂しさをみんな感じていたようです…。
もちろん次の広島公演は、今までと同じようにベストを尽くして頑張ります!
ここまでみんなベストを尽くしてきました。
最後まで気を抜かずにお客さんに喜んでいただけるステージにしたいと思っております。
今日は福岡の皆さんに喜んでいただいてよかったです!
お越しいただいた皆様本当にありがとうございました!
また是非お会いできるのを楽しみに頑張って参りたいと思います。

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