連載用の企画書を作る

合間をみて、ある雑誌の連載用企画書を作りました。 (実は、企画書とプロットは、本当は大の苦手であります。 しかし、まず、これがないと始まらないのは、漫画も映画も同じでしょうか) ちなみに……。 この企画は、自分にとっては、またまた初めての試みなので、完全に通ってくれると、かなり嬉しいのですが。 (“予備審査”はすでに通っているので、あとは上層部判断だけということになるわけです) 果たして如何に?!

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現状整理

現状整理。
「コミックチャージ」にて、香港のクリエイターであるパトリック・ユー先生と組んで、『龍の首領~ロンドン』を連載中。いわゆる“実験作”なので、担当編集者の方と一緒に、試行錯誤の日々で、これ1本だけでも、かなり大変であります。(実務的には、パートナーが海の向こうにいるので、やはり、コミュニケーションが一番の問題になります) しかし、性分として“量産型”の血には抗えず、かつてのようなムチャはやらないにせよ、やはり、次々と企画を思いついてしまいます。
ですが、とても物理的に書いている時間がない。
いっそ、原作者のための原作者でも始めるか(笑)と悩む日々。
もちろん、それらの企画がすべて使いものになるわけでもなく、そのあたりが凡才ゆえ(自嘲)
とはいえ……。
A誌の読み切り企画1本が、漫画家さんがネームを切ってくれています。
B誌の短期集中連載企画1本が、漫画家さんを選考中です。
C誌の連載企画は、漫画家さんを指名させていただいたので、その漫画家さんのスケジュール待ちです。
D誌の読み切り企画1本、やはりE誌の読み切り企画1本が、自分に時間が取れないため、遅れに遅れている始末です(スミマセン!)加えて、あるどうしても手がけたかった企画の連載をF誌で1本始めることになり、それを寝ないでやっている状況であります。
“もう量産はしない”と確かに決めているものの、面白そうなことにはすぐ手を出してしまう性分のせいで、果たしてどうなることやらの日々であります。
(アホだ……)

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遅れている

言い訳はいかんのですが……。
例によって、あまりにも色々な仕事が一気にドドッと重なって、原稿書きが遅れ気味であります。
ようやく“ブツ”の初稿を提出。
う~む。

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”ブツ”を作らねば

さて……。
“試し打ち”として書かなければならない原作原稿が2本。
つまり、企画そのものは“よし”となったので、“じゃ、これが原作になった場合はどんなんやねん?”ということをお見せしなければならないわけですね。
なにしろ、まったく新しいネタとジャンルをやっているわけなので、“ブツ”がないことには始まらないということです。
はてさて。

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リ・スタート

某誌の企画原稿も、ついに第4稿目にして、担当編集者の方のOKが出ました。
しかし、これまた、ようやく、ここからが本当の勝負(笑)
編集長のOKが取れなければ、結局は没であります。
はてさて、結果は如何に?!
かたや……。
もう一つの企画原稿のほうは、上層部判断が出て、あえなく“討死”に。
が……。
そんなことは数限りなく体験してきたワタクシとしては、だからといって、終わりではありません。
そもそも企画というもの、採用になるものより、没になるもののほうが多いのは常識中の常識。
しかし、核となるネタさえよければ、形を変えての“再生”や“復活”もあり得るのも、また常。
では、どうやって再生復活させるのか?
それは、まずは、担当編集者から没理由を聞き、それを分析するところからリ・スタートするのです。

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贅沢な理由

某誌の読み切り原稿、ついに第4稿にて、めでたく最終稿に。
とりあえず、あとは、漫画家さんのネームの仕上がりを待つことになります。
で……。
間髪入れず、その待ち時間に、別の某誌の企画案を作りました。
これは、すんなりと一発OKが出て、またまた読み切り用のプロットを切ることに。
なんといっても、どれもこれも、すべてまったく新しい内容や方式であることを、自分自身に義務付けているので、読み切りテストスタートは当然のことであります。
先日、各誌の担当者諸氏と話していたら、新人の原作者志望の方々は、たいてい、この段階で落ちていくとのこと。
つまり、書き直しに耐えられない、読み切りに耐えられない、その二点の理由が多いそうなのですが……。
例え、100回直しても、100回NOと言われても、ぜんぜんあきらめる気のないワタクシにとっては、なんとも贅沢きわまりない脱落理由であります。

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宇宙一しつこい

某誌の企画案の2稿を完成して送付。
続けて、別の某誌の読み切り長編に、担当編集者氏より貴重な意見があったので、第3稿にかかっています。
ある方に、「よく飽きずに直しますねえ」と言われましたが、いろいろな意味で、まったく新しい挑戦をやっているわけなので、何度もの試行錯誤は当然であります。
そういう意味では、企画案も同じことで、掲載される、されない、よりも、途中であきらめることのほうが、ワタクシにとっては“罪悪”なのです。
もちろん、「いりまへん」と言われてしまったら、それまでですが(笑)
いちおうの結果が出るまでは、「宇宙一しつこい」と言われるクラーク・ケントのように(笑)作り続けます。

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それもまた楽しい

レギュラー原稿に、担当編集者氏よりリクエストがあり、第2稿を書いて送付、すぐにOKをもらいました。
いつものことながら、書き直しはたいして苦にならず、かなり速いのがワタクシの特技であります。
次いで、某誌の企画原稿の第3稿プラス、連載になった際の展開案も2案作って、担当編集者氏に送付。
果たして、ワタクシの新しいネタが、編集長のお眼鏡にかなうかどうか?!
次いで、また別の某誌に出していた企画案に対して、担当編集者氏より返答があり、これも訂正案を即攻で送付。
ぶっちゃけ、ネタにはいっさい困らないのも、昔からの特技の一つです。
さらに、最近はずっとインプットに努めているせいで、ネタには不足しません。
ただし、採用されるかどうかは別ですが(笑)
一日ですべてこなしましたが、各々まったく別の新しい企画であり、気分転換を連続してやっている感じで、それもまた楽し、であります。

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最低でも1本に2日

レギュラーの原稿を仕上げて、担当編集者に送付しました。
かつては、1日に最低でも1本、下手すると2本という日もありましたが、そういう時期はもう通り過ぎ、今はとにかく、他事でどんなに時間がなくても、1本に2日はかけるようにしています。
これに、リテイクが加わると、1本に3日はかける計算になり、作品の洗練度のためにはよいことだと思っています。
心にも余裕が生まれ、その間に、本を読んだり映画を観たりという、枯渇しないための勉強もできるからです。
実のところ、書こうと思えばいくらでも書けるのですが、敢えてその気持ちを抑えて、いろいろと勉強するというのが、至福の刻でもあります。

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戻って再検討

……というわけで、別の某誌のパイロット版2稿……
にとりかかる前に、まず、キャラクターとプロットを再検討しました。
結果、初稿のものとは、大きく変えることに。
よく言われることですが、詰まったら、最初に戻れ、というやつです。
最初のほうに問題があるからこそ詰まるのであって、
その問題をクリアすれば、後の詰まりもとれるということですね。
案の定、一から問題点を見直したおかけで、
新しいキャラクターとプロットの流れは、きわめてスムーズ。
しかし、これがそのまま編集者氏のお眼鏡にかなうというわけではありませんが(笑)

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20年振りの再発見

某誌の読み切りの第2稿を脱稿して、編集者氏に送付しました。
自分自身でも、初稿よりは、当然のことながら、よりブラッシュアップされた感触があります。
これでよしとなるか、さらに稿を重ねるこになるのか、編集者氏の意見如何です。
締め切りに追われることなく、しかし、毎日少しずつ着実に、一つの作品に磨きをかけてゆく過程は、飽きっぽいワタクシには、ひじょうに合っていることを再発見しました……約20年振りに。
(が、これが、例えば、長編小説とかになると、きっと持続しないでしょうな、性格上。漫画原作や脚本というのは、やはり“短距離走”なのです。なので、書き下ろしで大作をモノにされる小説家の先生方を、とても尊敬しております)
……というわけで、編集者氏に送付後、続いて、別の某誌のパイロット版2稿の構想にとりかかるワタクシでありました。

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異国の切り口

別の某誌の副編集長と、これは、連載作品の打ち合わせを行いました。
原作のほうは、ほぼコミックス1巻分が先行しているため、あがってきた漫画家さんの画稿をチェックしました。
先にも書きましたが、久々のアクション物なので、原作で提示するアイディアも大事ですが、何よりも漫画家さんのセンスと構成力に比重がかかってきます。
そういう意味では、今回初めてコンビを組むことになった漫画家さんは、実は日本の方ではないため、斬新な異国の切り口で原作を画にしてくださっていて、画稿を見る都度、驚きの連続であります。
量産はしませんが、本格的に漫画原作者の仕事を再開するに当たっては、“自分自身にとっての新しい試みであること”を目標にしていますので、その第一弾作品としては、これはその最たるものになりました。

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第2稿のための打ち合わせ

某誌の副編集長と、大頁読み切り作品の、第2稿のための打ち合わせを行いました。
こういう書き直しのための打ち合わせが、本当に苦手な人もいるみたいですが、ワタクシはむしろ好きなほうであります。
なぜなら、編集者氏の客観的な意見を聞く都度、「おお、なるほど!」と、自分の作品の弱点、イコール一般読者が目にした時の欠点も、はっきりとわかるからです。
その弱点欠点を修正すれば、作品がよりよくなることは自明の理。
というわけで、嬉々として打ち合わせを終えて、帰路に着いた次第です。

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メげる道理もなく

めでたくパイロット版の第2稿を書き上げて、某誌の担当編集者氏に送付しました。
はてさて、次の意見は如何に?!
次いで、別の某誌用の、もう一つのパイロット版の第2稿にとりかかります。
こちらは、先の作品と違い、コンビを組む漫画家さんがすでに決まっています。
実は、前回、やはり同じ漫画家さんと組んで、ネームまで作ってもらい、担当編集者氏のOKは出たのですが、最後の最後で編集長NGを食らってしまったのです。
しかし、それでメげるようでは、この業界、やっていけません(笑)
編集長の意見を詳細に聞いてみると、「ハハァ、なるほど!」と感得するところがあり、担当編集者氏、漫画家氏と共に、一から仕切り直すことにしたのです。
というか、ちゃんと担当編集者氏がいて、漫画家さんがいて、編集長も期待しているということであれば、メげる道理がありません。
さてさて!

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パイロット版を作る

昨日から本日にかけて、ある作品のブラッシュアップ=稿を重ねる=第2稿の作業に入っています。
これは、実のところ、まだ編集部に企画が通っていません。
しかし、どうしてもやりたい新しい企画であり、担当編集者氏は「可能性あります、通しましょう!」とおっしゃってくださっているので、それはそれでラッキー、やるしかありません。
自分自身がやりたくて、門戸が開かれているのであれば、“締め切り”という時間の制約がない分、じっくりパイロット版を作れるというものです。
そして、このパイロット版さえしっかりしていれば、もし後に連載ということになっても、慌てず騒がず、余裕の気持ちで受けられるわけです。
なので、こうして、ああでもないこうでもないと、新企画のパイロット版を書いている時が、一番楽しい時かもしれませんね~!

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ブラッシュアップも悪くない

ある雑誌用の、読み切り原作を1本、仕上げました。

読み切りではありますが、けっこう頁数があります。

また、今の目標の一つである“今までに書いたことのないジャンルのものを書く”という方針にも沿っているため、まだまだ脚本でいうところの“初稿”の段階です。

これから、編集者氏の意見と感想をきき、さらにブラッシュアップせねばなりません。

連載を多数抱かえていた時は、どうしても締め切りに追われ、このブラッシュアップのための時間が満足に取れませんでした。

それが、ずっと心にひっかかっていたのです。

ブラッシュアップ、つまりは書き直しが嫌だ! という人がほとんどでしょうが(ワタクシもかつてはそうでした)、今はむしろ楽しいくらいです。

というわけで、今は編集者氏からの意見を待っているところです。

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新年パーティ

角川書店の新年パーティに、友人の俳優さん、声優さん、監督さん達と出向きました。
予想を上回る大盛況振りに、担当編集者の方に会うのすら、やっとの思い。
例によっての“人酔い”状態に陥り、切りのよいところで、友人達と二次会へとなだれ込みました。
ただ、普段はなかなか会えない漫画家の友人諸氏にお会いできたのは、正直に嬉しかったです。
(O先生から、造形を担当されたフィギュアをいただき、感激! ありがとうございました!)
ここ数年は、“人酔い”があるので、ほとんどパーティは不参加だったのですが、今回、角川書店の雑誌で初めて連載する運びとなり、顔を出させていただいた次第なのです。

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ジャンルカラーに染める

あるジャンルの作品を書いている時は、そのジャンルを扱った他の作品を観たり読んだりして、まず脳内を“ジャンルカラー”に染めないと、仕事にとりかかれない性質です。
これは、どうやら、多くの物書きの皆さんが、同じみたいですね。
(何人かの小説家の方々が、やはり、同様の“準備作業”をしているということをインタビューで読んだことがあります)
そして、書いている時は、これまた同系統の作品の映画やテレビを流しっぱなしにしたり、サントラをリフレインさせたりしています。
昔と明らかに違うようになったのは、一気に最後まで書かなくなったこと。
一日のノルマを決めて、その分量以上は、書けそうでも、敢えて書かないことにしたのです。
これまた、多くの小説家の方々が言っておられことですが、どうやらそうしたほうが、作品的には、よりいい結果を生むようなのです。
……というわけで、アウトプットだけではなく、インプットの時間も最近はきちんと取るようになり、自分的には、なかなか幸せな原作者稼業を送っております。

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連載までのルート

新連載作品と同時並行で、プレゼン用の原作原稿1本、仕上げました。
これは、以前に提出した企画に、担当編集者の方が興味を持ってくださり、それじゃあ、ということで、さっそく原作原稿化したものです。
しかし、また、ここからが長いのです(笑)
依頼原稿ではなく、「こういうものがどーしても書きたいんです!」と、こちらから提案した企画なわけで、原作原稿のOK待ち→コンビを組む漫画家さんの選定→ネーム作成→編集長の決定、というルートが待っています。
もちろん、原作原稿に、担当編集者のOKが出なければ、そして自分でもダメ出しに納得がいけば、また書き直すわけです。
ワタクシは、特にすげえ実績があるわけでもなく、ビッグネームでもありませんから(苦笑)、昔っから書き直しくらいは、それで少しでもモノがよくなるのであれば、なんともありません。
また、連載までに何年かかろうが、それまで夢を見られるわけで、また楽し、であります。
とまれ、このプレゼン用の原作原稿のジャンルは……まだ秘密です(笑)

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久々のアクション物!

さて……!
何もかもが予定通り順調に進めば、数か月後には、新しい連載がスタートの運びとなります。(おそらく来月には、予告が公表されるはずです)
原作自体は、すでに単行本1巻分の本数を入稿済みで、コンビを組む漫画家さんの画も、順次仕上がってきています。
そして、その画を見て、
「おお~ッ!」
と、例によって感動感激するワタクシ!
いつものことながら、この快感があるからこそ、漫画原作者はやめられないのです。
「原作の、たったの一行が、たったの一セリフが、これほど美事な“画”になるとは!!!」
同時に、漫画原作者として食わせてもらって、今年でちょうど20年。
当初の計画通り、一作一作に可能な限りのパワーをこめて、“量産型性格”を懸命に抑えつつ、少しずつ、少しずつ、形にしてゆく所存です。
……というわけで、この新連載作品、久々にワタクシがもっとも得意とする“アクション物”になります!

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麻薬的魅力

来年の春からスタートする新連載用の原作原稿の作業と平行しつつ、何本かの企画案を作っています。
企画案なので、稿を重ねても、最終的には様々な事情(漫画家さんが見つからない、編集部的に合わない等)で没になるかもしれません。
しかし、その企画案が没になったとしても、また新しい企画案を考えればいいだけの話なのです。
また、没になった企画案も、いつの日か、別の形で実現できる可能性もあります。
というわけで、今現在、5本の企画案が動いています。
1本は、漫画家さんがすでにネームを切ってくれていますが、そのネームが通れば、雑誌掲載が実現します。
1本は、原作企画自体が通り、今、編集部で漫画家さんを探してくれています。
残る3本の企画案は、まだまだ検討段階です。
そして、『お天道さん』に次いで、某雑誌用に、読み切り用の原作を書いています。
やはり、『お天道さん』と同じく、どうしてもコンビを組みたかった漫画家さんが決まっているので、嬉しい仕事の一つです。
しかし、これまた、結果的に読者の期待に応えることができなければ、読み切り1本で終わってしまうこともあり得るわけです。
そういう意味では、漫画というのは、やはり作り手にとって、サバイバルでスリリングなメディアだと思います。(だからこそ、大きな報酬が約束されているのだといえます)
ワタクシも、その麻薬的魅力から逃れられない一人なのですが。

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お天道さん

とりあえずの読み切りの1本は、11月13日発売の「コミック乱TWINS」(リイド社)にての、『お天道さん』です。
漫画家さんは、「ビッグコミック増刊」(小学館)で、『江戸釣百景 ぶらり百竿』(原作・中川真)を連載中の風狸けん先生。
実は、風狸先生とは、20年以上の交友関係が続いていますが、未だ一度も、
「これは……!」
という作品でコンビを組めていなかったのです。
その理由は、お互いの作家としての“時機”。
不思議なもので、原作者と漫画家とは、明らかにコンビを組んでほどよい“時機”というものがあるのです。
そういう意味では、風狸先生とは、20年を過ぎてようやく、
「機が熟した……!」
というこになるのだと思います。
原作者としても、“組みたい漫画家さん”と組めて、“書きたい作品”を書けて、
まずは実作者冥利に尽きる第1弾です。

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読み切り1本、新連載1本

なじみの編集者諸氏と打ち合わせを重ね、合間に資料を読んだり、取材に行ったりして、
「この人となら……!」
という漫画家さんも決まりつつある今日この頃です。
とりあえず、新しい企画で読み切りを1本、書いています。
(まったく新しい企画なので、いわゆる“様子見”の1本ですね)
同時並行で、来年の春から、久々にある雑誌で新連載をスタートするのですが、ここで組む漫画家さんはかなり異質!
でも、自分的には、どうしても組んでみたかった漫画家さんの一人なのです。
なので、いろいろ期するところあって、今の今から、原作を書き始めているのです。
ここまでの先行作業は、長い原作者生活の中でも初めてのことです。

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大切で楽しい時

ここのところ、ずっと漫画原作以外の文章を書いています。 が、その合間に、レギュラーの『梁山泊らぷそでぃ~』を書き、新しい企画案の稿を重ね、資料本を読んでいます。 実は、漫画原作にとっては、この時間が一番大切だと思っています。 連載がスタートしてしまえば、もう後戻りはききません。 あとは、ひたすら締め切りに追われ、書き続けるしかなくなるのです。 その時、元の元の企画案がはっきりしていなかったり、資料の読み込みや収集が不足していると、すべて進行形の作品に響いてきてしまうのです。 なので、まだ締め切りもなく、ある程度時間に余裕がある時に、“仕込み”をしておく必要があるわけです。 同時に、この時間が、趣味と実益を兼ねていて、自分にとって一番楽しくもあるのです。

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稿を重ねる

某誌某漫画家さん用の原作(某某ばかりでスミマセン! しかし、実際に雑誌に掲載されるまでは、少なくとも予告が載るまでは、当然のことながらすべて企業秘密なのです!)の第1話、その2稿と3稿を続けざまに書きました。

ワタクシは、稿を重ねることは、まったく苦痛ではありません。

ただし、時間に余裕があることと、書き手として納得のいく理由がある場合に限りますが。

滅多にないことなのですが、いわゆる“理不尽な書き直し”というやつが来た時は、完全拒否を貫きます。

(それで没になってしまったとしても、それは仕方のないことですね。世の中、食う道は、他にいくらでもあるのです。昔はこれがわからず、肝が据わっていませんでした……情けなや!)

いずれにせよ、こうして一つの原作を、時間をかけて作り上げていくという作業は、“量産時代”にはやりたくてもできなかったことで(物理的な時間がなかったのです!)、それができる現況にとても満足しています。

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やりたい企画

『梁山泊らぶそでぃ~』の第10話を、林壮太郎さんと共同で書きました。

それにして、早くも10回目。

たとえ月一連載でも、時は速く過ぎていきます。

ワタクシが漫画原作の量産をやめようと思ったのは、多くの連載を抱かえると、連続する締め切りに追われ、ハッと気がついたら、ただ連載原稿だけを書き続けて何年も経っていた……という状況を危惧したことも一因です。

また、同じ傾向の作品に注文が殺到するという“業界の法則”もあり、原作者としての枠の狭まりを畏れたこともあります。

“人生二毛作”という言葉も云われる昨今ですが、「人生を何か一つの道に賭ける」という選択ももちろんあるでしょうが、ワタクシはそれは絶対に嫌なのです。

漫画原作のみならず、好きなことを可能な限りやっておきたいのです。

そして、それは金銭欲や名誉欲とは無縁の望みなのです。

でないと、いずれ死を迎える時に、「あれをやっておけばよかった」とか「もっと違う人生があったんじゃないか」とか、心が苦しくなるかもしれないからです。

ですので、漫画原作においては、量産ではなく、「やりたい企画」を、「好きな漫画家さん」と、「できるだけ深く」、実現することに重点を置くという新たな誓いを立てたのです。

というわけで、原作原稿を書きつつも、日々、企画立案と取材と勉強と打ち合わせを並行しているワタクシです。

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七つのアイディア

またまたまた! 別の某誌用に、簡単な企画アイディアを七つほど提案しました。(何を隠そう、企画案に関しては、それが通るかどうかは別として、常に人にあげたいくらいあるのです。おそらく、生きているうちに、すべての企画案を実現することは不可能でしょう。ですが、何も出てこな~い! という状況になるよりは、はるかにマシだと思っています)

それに対して、同誌の副編集長より、一つずつ丁寧なコメントをいただきました。

これが、とにかく、ものすごく“傾向と対策”の参考になるのですね。

副編集長は、いわば参謀格で、現場の状況すべてを的確に把握している立場であり、その言葉には今まさに隊を率いて実戦中! という重みがあるのです。

七つのアイディアのうち、副編集長の琴線にひっかかったいくつかを、さらに実戦に耐えうる企画としてブラッシュアップする作業に、これから取りかかります!

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ベクトルの閃き

またまた、別の某誌用の新しい企画案を作りました。

この雑誌も、実はずっと気になっていたのですが、ある種マニアックな傾向が強かったので、一読者として楽しませてもらっておりました。

ところが、ひょんな縁で同誌の副編集長氏と顔を合わせることになったのですが、その彼が明言した通り、ここ最近、ワタクシが常に目指している大衆方向へと、誌面がベクトルしてきたのであります。

副編集長氏とよもやま話をしつつ、なんとなく閃くものがあって、であれば……ということで、その閃きを育てて、形にしてみたわけですね。

当初の閃きは、別に具体的な作品の構想とかではなく、あくまでも「こういうベクトルの作品かなあ」という程度のものだったのですが。

果たして、副編集長の評価や如何に?!

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取材力

本日は、『梁山泊らぷそでぃー』第9話。

いつも通り、林さんがラフを上げてくださるので、ワタクシはそれをチェックして、ブラッシュアップするアンカーの役割。

いわゆる“共同原作”の形を取っているわけですが(もちろん、単独でしか書けない原作もあります)、林さんに“現場取材”もお願いしておりまして、“足で書く”作品を目指しています。

いや、今どきの原作は、間違いなく“足で書く”必要があると思います。

それこそ、ン十年以前、あの梶原一騎先生が自伝『劇画一代』の中で指摘されていた如く。

そして、取材にも、その分野によって、得手不得手があります。

パチンコの現場取材は、明らかにワタクシよりも林さんのほうが、より取材力が高いので、お願いしているわけですね。

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さらに別の第1話を書く

というわけで、某誌と某漫画家さんのために、またまた原作の第1話を書きました。

この雑誌は、最近けっこう面白いスタンスをとっていて、実はかなり興味を持って、注目していたのです。

さらに、そこへラッキーなことに、これまた以前からずっと組みたいと思っていた某漫画家さんと、もろもろのタイミングがバッチリ合って、「いっちょ、やりますか!」ということになったわけです。

某誌の担当編集者の方も乗ってくれて、とにもかくにも、「まずは原作!」ということで、正直、時間は足りなかったのですが、気合入れて書きました!

プラス、ちょっと心身の状態も思わしくないのですが、このようにタイミングが合った時は、死んでも逃すべきではないのです。

もちろん、だからといって、結果がプラスに出るかどうかは、読者の方々のみぞ知る! というのが創作仕事のシビアなところです。

(作者の事情など、読者にとって何の関係もないわけですからね。また、手前の個人的な事情を言い訳にしていては、プロ失格であります)

けれどしかし、タイミングを捉えた時の充実感は、「きたぜ!」って感じです。

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第1話を書く

企画案を練ったり、資料本を読んだり、取材に行ったり、はたまたちょっと別の原稿を書いていたりして、しばし、漫画原作に関われませんでしたが、ようやく再開。

かどたひろし先生用の新作の原作の第1話目を書きました。

(“の”が多すぎますね…すんません)

ちょっと今までとは毛色の違った話になります。

どうも、原作者としては、未だに“アクション野郎”という評価があるみたいで(もちろん、アクション物は大好きで、機会さえあれば、いつでもやりたいと思っていますが、最近はあまり読者編集者需要が…汗!)、カラーの異なった作品を書くと、意外にも驚かれたりします。

原作者というのは、「これを書かせたらあいつ!」という、いわゆる“ブランド”の確立が必須と云われていますし、それは間違いなく正しいと思いますが、やはり他にもいろいろなものが書きたいわけです。

そうすると、今度は“新境地開拓!”と云われたりするのですが(笑)

要するに、その時書きたいものを書いてるだけなのですね(当たり前か)

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またまた別雑誌用の企画案を作りました。

されど、この企画は、ちょっと組む予定の漫画家さんが様々な角度において“異質”なので、今からかなり楽しみなのです。

(実は、こうやって企画案を、ああでもない、こうでもないと練り直している時が一番楽しかったりして……。とはいえ、まだまだ仮で、とても公表できる段階にはないので、今後はABCで雑誌名出版社名を区別するとしましょう)

ここのところ、ひじょうにありがたいことに、複数の漫画原作企画が同時進行で動き始めています。

もう、一日2本とか3本とかの異様な大量生産だけはすまい、という誓いを変える気はないのですが、仕事には“波”というものがあり、また生来が明らかに“量産型作家”なので、「これは面白そうだ!」という話があると、ついつい乗ってしまうのです。

編集者諸氏から依頼をいただくもの、どうしても自分でやりたかったもの、組みたいと思っていた漫画家さんが決まったもの……企画のスタートには種々の理由があります。

それらが、ある日ある時、なぜか一気に重なってしまうのが“波”なのです。

ただし、この“波”に乗るも乗らぬも本人次第なのですが、はっきり言えることは、いずれかを覚悟を決めて選択しないと、プロとしてやっていけないということでしょう。

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別企画案2稿

『梁山泊らぷそでぃー』の第8話の原作を書きました。

いつも通り、林壮太郎さんの協力は不可欠。

ワタクシは、最近パチンコに行っている時間がないので、“突撃取材”はすべて林さんにお願いしてしまっているわけです。

(漫画原作にとって、取材とデータはひじょうに重要です!)

原作を担当編集者氏に送信してから、すぐに新しい企画案作りにかかる。

かどたひろし先生との新作企画案の2稿。

実は、1稿目は没をくらってしまったので(笑)再びまったくゼロから練り直したわけです。

こいつは、ちょっと閃くものがあって、それなりに自信あり!

果たして?!

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最終話

『風の三日月』の最終話の原作を書きました。

長いようで、いつも早い最終話。

これは、何か月だろうと、何年だろうと、いつも連載の終わりに感じることです。

つまり、締め切りをこなしているうちに、アッという間に時が経ってしまうのです。

まがいなりも、それだけ集中しているということでしょう。

加えて、基本的に漫画原作は、短距離走に類する仕事なので、より加速感があるのかもしれません。

しかし、そうやって高速で時が経ってしまって、気がついたら、「やりたいこと(本を読むとか、映画を観るとか、脚本書くとか、監督するとか、作詞するとか、旅に出るとか、寝るとか)がやれていなかった!」という事態を避けるため、ワタクシは書く仕事をセーブしておるわけです。

あんまり自慢にはなりませんが(汗!)

でも、女性キャラを描くのが抜群にうまいかどたひろし先生とは、またのお手合わせを希望しております!

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企画案2稿

某誌用の企画案の2稿を作る。

以前より考えていた企画だったのだが、1案を作ったまま、ずっと寝かせてあったのだ。(映像の仕事をやらなければならなかったので、再考する時間がなかったわけです)

先日、1案のほうを担当編集者氏から基本OKをもらったので、彼の意見を聞いたうえで、練り直す。

この基本中の基本でミスると、後の結果がよろしくないことが多い。

当たり前のことだが。

なので、かなり気を遣いつつ、作業を進める。

なんとかアップして、さっそく担当編集者氏に送信。

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さて、「稼げるパチンコ」誌上で連載させてもらっている『梁山泊らぷそでぃー』。

学生時代には、御多分に洩れず、かなり銀球を弾いたクチですが、今パチンコ漫画の原作を書いていることとは、何の関係もありやせん。

「麻雀」とか「パチンコ」とかは、なぜか人を虜にする“毒”がある。

その“毒”に興味があって、未知のパチンコ漫画の原作にも手を染めた次第。

もっとも、これまた新人漫画家のおさのとしを先生と組めるということも、大きな要因の一つ。(新人漫画家と組める場合は、ほぼ例外なく仕事は断らないというポリシーを持っております)

とはいえ、この作品も、『竜馬が打つ!』と同じく、協力者の林壮太郎さんの存在なくしては語れません。

林さんとは、テレビや映画の脚本家としては、まさに長年の“戦友”。

彼にアシストしてもらえるということは、未知のジャンルに挑んだワタクシ的にも、ひたすら心強い限りなのです。

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理由

なぜに、今、「麻雀」と「パチンコ」なのか。

実は、麻雀漫画の原作というやつ、ワタクシの漫画原作者としてのデビュー期に、相当数書いておるのです。

つまり、カッコつけて言うわけではなく、いろいろ思うところあって“原点回帰”の意味があるのです。(これは本人だけにしかわからない“事情”でしょうが…)

プラス、かどたひろし先生、風狸けん先生と組めるというのが一番大きい!

お二人とも劇画村塾の出身で、ツーと啼けば、カーと応じてくれる、ワタクシの大好きな漫画家さんだからです!

パチンコ漫画の原作については、また次の機会にでも。

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思いついたうちに

新しい企画案を作って、担当編集者に送る。思いついたうちに書いてしまわないと、最近はすぐに忘れてしまう。そして、後から、「あれ、なんだっけ、ああ、クソ、すげえいいアイディアだったような気が!」と、パニくる。なので、メモの習慣が大事ということやね。今年から、アイディアや企画も書きこめるスケジュール帳にしたので、とても重宝しています。(「ほぼ日手帳2006」というやつ!)

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協力ありき

『風の三日月』の2本目を書く。

基本的に前回からの続きなので、勢いに乗っているうちに。

この作品も、そろそろクライマックスを迎えつつある。

今日は、漫画とはまったく関係のない、別件の打ち合わせが予想以上に早く終わったので、書く時間が取れる。

なので、「近代麻雀オリジナル」に連載している『竜馬が打つ!』の原作の構想も練り、文章化する。

それを、協力してもらっている三舩ひろ子さんに送る。

三舩さんは、れっきとした某社の社長夫人の身でありながら、小池一夫キャラクター塾原作コースの優秀なるOBでもある。

立花隆さんも著書に書かれていたが、実は主婦の中にこそ、埋もれた才能が眠っている比率がきわめて高いのである。

『竜馬が打つ!』は、フィクションとはいえ、それなりに歴史等を押さえなければならないので、三舩さんのような協力者が不可欠な作品なのである。

小説もそうだろうが、漫画原作も(いや、分業を常とする漫画だからこそ)、もはや一個人による作業というのは古いし、裾野の拡大へと繋がってゆかない。

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手直し

編集長からのリクエストで、先日書いた『風の三日月』の原作を一部手直しして、2稿を作る。

手直し自体はわりと平気なほう。

なぜなら、漫画原作者はアンカーではないから。

アンカーはあくまでも漫画家さん。

なので、そのアンカーがよりよく描いてくれるのであれば、手直しはまったく厭わない。

むろん、リクエストに納得がいけばですが。

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企画案を書く

某誌の担当編集者と話して、企画案を即攻で書く。

ネタ自体は常に無意識的に集めているので、正直、困ったことはほとんどない。

ただし、それが採用されるかどうかは別で、料理の仕方がすべて。

ここに才能が出るわけだが、同じネタでも、才能ある作家の手にかかると、予想以上の企画として起ち上がってくるわけで、凡人たる身としては、しょっちゅう「やられた~!」とか「すげえなあ!」とか思ってます。

かつては「チクショウ! オレも考えていたネタを~!」とジェラに燃えたこともありますが、今や他人は他人と達観の境地のワタクシです。

異様に気張らないのが一番や。

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集中力欠如、されど

『風の三日月』の原作を一話分書く。

そもそもが飽きっぽく、集中力が著しく欠如している男なので、一つセリフを書いてはウロウロ、一つト書きを書いてはフラフラ。

それでも、いつの間にか書き上がっているのが、我ながら不思議や。

しかし、こうやって20年以上、書いてきたわけで。

あの梶原一騎先生でさえ、「タイトルを書いただけでグタ~ッとなってしまい、

原稿用紙の桝目を緻密に構成された文字で埋めていくなんざ、奇跡の所業に思える」というようなことを書かれていたが、“天才”にしてそうなのだから、“凡才”の状況は推して知るべし。

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”凡人”たる者

現在、「近代麻雀」で連載している『風の三日月』の原作の構想を練る。

一時は、一日2本とか3本とか、メチャクチャな本数を書いていたが、ハッと我に返り、もっと自分のための時間を取ることにしたので、もうそういうハードワークはやらない。

一日構想、一日ないしは二日で1本執筆というペースがちょうどいい。

要するに、ワタクシは“天才”ではなく、“凡人”だということやね。

だが、漫画原作は、ある種の瞬発力がないと書けない。

したがって、構想を練るといっても、一瞬の閃きがすべて。

むろん、その閃きを得るまで、ずっと頭の片隅で考え続けている。

これまた“凡人”であることの証やね。

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